トップ>話題の不動産キーワード>VOL.47 IoT住宅:近未来の暮らしを暗示する最先端の住まい
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2018年12月19日
出典:国土交通省「IoT技術等を活用した次世代住宅懇談会」資料より
現在IoT住宅は、大手設備・建材メーカーや住宅メーカー、先進的な工務店などから提案が行われており、普及を目指しているところ。すでに分譲一戸建てとして試験運用が始まっていたり、IoTを採り入れた分譲マンションも登場したり、リノベーションでIoTを採り入れる動きも一部で始まっている。
ここであらためて国が目指しているIoTの未来像を国土交通省の資料から探ってみよう。 国土交通省の「IoT技術等を活用した次世代住宅懇談会」で紹介された先進的なサービス事例は上部の図のようなものだ。
セキュリティや見守り、生産性、利便性の向上に加えて、専門機関と連携した健康の維持・増進、省エネルギー化・省資源化などが主なサービスとして挙げられている。住宅で取得したバイタルデータを基に医師が遠隔診断をするサービスなどは、高齢化の進展に伴い注目されてくるだろう。
また同懇談会では今後解決すべき問題点も挙げている。例えば情報セキュリティや個人情報・プライバシーの確保、高齢者への技術面のフォロー、家電や設備機器の自動運転に伴う安全の確保などだ。
さらにIoT化に向けて住宅のつくりにおける配慮事項として以下のようなことが挙げられている。
・住宅の手入れや掃除をしやすいつくりにすること ・設備機器をまとめて設置するなどメンテナンスしやすいようにすること ・コンセント数の確保や配線容量を確保すること
そのほか高齢者世帯の住宅における通信環境の確保、ユニバーサルデザイン化を図った上で、IoT機能等を付加できるようにすること、といった高齢者への配慮も今後の課題になるとしている。
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