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不動産基礎知識:買うときに知っておきたいこと

5.住まいを探す5-5 現地見学時のチェックポイント

不動産広告を見て、気に入った物件が見つかったら、現地へ出かけて、広告などの情報だけでは分からないことを詳しくチェックしましょう。

ポイント1 周辺環境を確認

現地見学でしっかり確認したいのが、利便性や快適性などの周辺環境です。
駅までのアクセス、公共施設や利便施設等の有無はもちろんのこと、嫌悪施設や広い空き地などの有無を自分の目で確認しておくことが重要です。広い空き地がある場合は、大規模な建物が建築されることで環境が一変する可能性もあります。建築予定建物を知らせる看板が設置されている場合もありますので、確認します。
周辺環境の確認に当たっては、事前に地図などで周辺の様子を調べておくと現地での確認がスムーズに行えます。

なお、時間帯や曜日を変えて、周辺環境をチェックすることも大切です。昼と夜、平日と休日では周辺の雰囲気が違う場合があります。また、雨天時には、雨水が流れ込む場所や水はけの悪い場所などが分かります。購入すれば長く住むことになるわけですから慎重に確認しましょう。

また、東日本大震災を契機に、地震被害だけでなく、水害や地盤の液状化などの災害に対する関心が高まっています。建物が頑丈に建てられていても、周辺の地盤が軟弱でライフラインが使えないということもありますから、購入を検討しているエリアの防災に関する情報を調べるようにしましょう。地震による建物倒壊や液状化、火災などの被害を予測した防災マップや洪水、津波などのハザードマップについては、「住環境を調べる」で調べ方を説明しています。

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ポイント2 現地見学のチェック項目<新築物件編>

新築の場合、未完成物件なのか、完成物件なのかで確認できるポイントは違ってきます。
完成物件の場合、実際に物件を見ることができるので、広さや仕様、設備などのほか、窓からの眺望なども細かくチェックしましょう。
未完成物件でモデルルームを見学する場合は、購入を希望する物件との間取りや広さの違いを考えながら見ていきましょう。また、設備が標準仕様ではなく、オプションであることも多いので、しっかり確認しましょう。

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ポイント3 現地見学のチェック項目<中古物件編>

中古物件の場合は、新築物件でのチェック項目に加えて、建物の維持管理状況や設備などの傷み具合も確認したいポイントです。
一戸建ての場合は建物の外壁や屋根、建物の基礎や土台を、マンションの場合は外壁や共用廊下などを見て、大きなひび割れや傾きがないかを注意しましょう。自分では状態の判断が難しく不安な場合は、住宅の劣化状況、欠陥の有無、改修すべき箇所等について、建築士等の専門家に「ホームインスペクション」を依頼する方法もあります。

なお、中古物件を見学する場合は、売主が居住中のこともありますのでマナーに気をつけましょう。また、設備や内装の汚れや傷、欠陥などに気がついても、後で不動産会社の担当者に相談するといった配慮が必要な場合もあるでしょう。

また、中古物件を購入してリフォームする場合は、希望通りにリフォームできるかどうかあらかじめ確認しておきましょう。主に、マンションの場合は、「管理規約」によるリフォームに関する制約を、一戸建ての場合は、法律や条例による制約を確認する必要があります。さらに、建物の構造上からリフォームが難しい場合もあるので、リフォームを依頼する専門家などに相談するとよいでしょう。

 詳しくは既存住宅購入のポイント「2-2リフォームできない場合を知る」を参照

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●ホームインスペクション
ホームインスペクション(住宅診断・建物検査)とは、住宅の設計・建築に詳しい建築士などの専門家が、住宅の劣化状況について調査を行い、欠陥の有無やリフォームすべき箇所、その時期などを客観的に診断するものです。調査の内容は、目視による調査から専門の調査機器を使用したものまで、調査会社や依頼主の意向によって変わります。
特に新築時から年数が経過している中古住宅では、消費者には住宅の構造部分の劣化状況や改修の必要性などを判断することが難しいため、最近では事前にホームインスペクションを依頼した上で住宅を売買するケースが増えています。
なお、国土交通省は「既存住宅インスペクション・ガイドライン」を策定し、検査項目や検査方法、現況検査の手順などの指針を提示しています。

 詳しくは、不動産便利ツール「建物検査(インスペクション)を参照



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