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不動産基礎知識:買うときに知っておきたいこと

4.予算を決める4-3 頭金を増やす

頭金が多いほど、借入額を抑えてローンの返済負担を減らすことができます。
ローンの返済負担が軽いほど、将来にわたる家計の安全性は高まりますので、少しでも頭金を増やす方法を考えてみましょう。

ポイント1 計画的に貯蓄する

住宅ローンの返済期間中には、子どもの教育費の増加、本人の定年退職による収入の減少など、家計の事情が変化して、当初計画していたローンの返済額を支払うことができなくなってしまうリスクもあります。
しかし、頭金を増やし、返済負担を軽くすることができれば、そうしたリスクを減らすことができます。そのためにも、計画的に貯蓄をしていくことが大切になります。

CASE STUDY
ポイント2 親からの資金援助を受ける場合の留意点

住宅の購入に当たって、親からの資金援助を受ける人もいるでしょう。資金援助の受け方としては、「親から借りる」または「親から贈与を受ける」ことが考えられます。
親から資金を借りる場合に注意したいのは、贈与でなく借り入れと認められるためには、親からの借り入れであっても「借用書」を作成し、金利や返済方法などについても、第三者からの借り入れと同様の条件にする必要があることです。
また、親から贈与を受ける場合は、親子間であっても、贈与税の課税対象となることに注意が必要です。ただし、親や祖父母から贈与を受けたときに、非課税制度を利用できる場合がありますので、事前に確認をしておきましょう。


→ 利用できる非課税制度(「相続時精算課税制度」や「直系尊属からの住宅取得等資金の贈与の非課税制度」)については「住まいの税金(住まいを買うときの贈与にかかる税金)」を参照

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