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トップ > 空き家の現状と課題 > ④地域により異なる発生要因と対策

2.空き家に関する課題

地域により異なる発生要因と対策

 そもそも、なぜ空き家は発生するのでしょうか。平成26年度空家実態調査で、特に空き家問題が深刻な戸建空き家について人が住まなくなった理由をみると、最も多い理由は「死亡」で、「別の住宅への転居」、「老人ホーム等への転居」がこれに次いでいます(図表4)。賃貸や売却用の空き家では需給のミスマッチが背景にありますが、自己居住用の戸建持家では高齢者の死亡や転居などがきっかけとなるケースが多く、地域によっても空き家の発生理由には違いがあります。

 既成市街地とニュータウンなどの郊外、さらには中山間地域では住宅需要の量や質が異なり、空き家の「予防」や「利活用」の可能性が高いケースと、「除却」せざるを得ないケースなどに分かれます。持家の居住者が転居などで空き家となる場合や、需要の減退で賃貸住宅が空き家となる場合など、地域や住宅の形態によって様々な対策が必要になると考えられます。

図表4 空き家の発生原因

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