トップ>不動産トピックス>住宅・住環境で重視するのは「安全性」、子育てにおいては「防犯性」を重視
国土交通省はこのたび、「平成20年住生活総合調査の調査結果(速報)」を発表した(※確報集計は、平成22年5月末を目途に公表する予定)。
前回(平成15年)まで「住宅需要実態調査」として5年ごとに実施してきたもので、今回の調査からは、「住宅・土地統計調査」(総務省実施)との連携を強化し、調査内容の見直し等を図り、「住生活総合調査」と名称を改めたもの。平成20年住宅・土地統計調査に回答した世帯から、有効約8万3,000票を得た。
今回と次回(1月27日更新)の2回に分けて、この調査結果の主なポイントについて紹介する。今回はその中から、住宅や住環境で重視するものに関する調査結果について紹介しよう。
「住宅・住環境の中で最も重要と思うもの」について、最も多かった回答は「火災・地震・水害などに対する安全」で14.7%だった。次いで「治安、犯罪発生の防止」(13.2%)、「地震・台風時の住宅の安全性」(11.7%)となった(図1)。国土交通省では「3番目までを安全性に関する項目が占めた」点に着目している。4番目は「日常の買い物、医療・福祉施設・文化施設などの利便」(8.3%)、5番目は「住宅の広さや間取り」(7.1%)だった。
図1:住宅・住環境の中で最も重要と思うもの

※国土交通省 「平成20年住生活総合調査の調査結果(速報)」
「子育てにおいて住宅や住環境について重視する要素」について、最も多かった回答は「住宅及び住宅のまわりの防犯性」(20.0%)だった。この選択肢は、今回の調査から新たに加わったもので、前回の調査までにはなかったもの。次いで「幼稚園・小学校などの利便」(11.9%)、「近隣の人たちやコミュニティとのかかわり」(10.8%)となった(図2)。
前回調査時(平成15年度)に最も多かった回答は「安全性や遮音性など住宅の居住性能」(14.7%)、次いで「幼稚園・小学校などの利便」(14.3%)、「まわりの道路の歩行時の安全性」(14.1%)だった。
図2:子育てにおいて住宅・住環境で重視する要素

※国土交通省 「平成20年住生活総合調査の調査結果(速報)」