トップ>不動産トピックス>関東圏の住みたい街ランキング、総合トップは恵比寿。5年連続1位の吉祥寺は2位
(株)リクルート住まいカンパニーはこのたび、不動産・住宅の総合サイト「SUUMO(スーモ)」において、「2016年版 みんなが選んだ住みたい街ランキング 関東版」を発表した。関東圏(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・茨城県)在住で20~49歳の男女3,996人を対象として平成28年1月27~29日にインターネット調査を実施したもの。
※調査では、「最も住んでみたい」(3点)、「2番目に住んでみたい」(2点)、「3番目に住んでみたい」(1点)の上位3つを回答してもらい、得点を合算して街(駅)や行政市区のランキングを作成した。
住みたい街(駅)ランキング<総合>では、「恵比寿」が初めてトップとなり(表1)、平成22年の調査開始以来5年連続トップだった「吉祥寺」は2位となった。4位の「武蔵小杉」は、平成22年から15位、12位、9位、5位と年々順位を上げ、今年は過去最高順位となった。また、9位の「東京」は前年(平成27年)の17位から急上昇し、初のトップ10入り。10位の「二子玉川」も前年の15位から上昇し過去最高順位となり、初のトップ10入りとなった。
また、穴場だと思う(交通利便性や生活利便性が高いのに家賃や物件価格が割安なイメージがある)街(駅)ランキングでは、1位は前年同様「北千住」となり(表2)、2位が「赤羽」、3位が「池袋」、4位が「巣鴨」、5位が「大塚」の順だった。
※(株)リクルート住まいカンパニー 「2016年版 みんなが選んだ住みたい街ランキング 関東版」より抜粋
今後注目が集まり、地価が値上がりしそうと思う街(駅)ランキングでは、トップ2は前年と変わらず、1位「武蔵小杉」、2位「豊洲」となった。次いで3位は「品川」、4位は「立川」、5位は「海老名」の順。3位の「品川」、6位の「田町」、20位の「泉岳寺」については、「平成32年までの誕生が予定されている新駅への期待度が高いと考えられる」と同社では見ている。
これから人気が出そうだと思う郊外(東京23区以外)の街(駅)ランキングでは、「武蔵小杉」が1位となった(表3)。同社では「都市型住居と商業施設、医療をはじめとする生活のための機能がコンパクトに集約する新たな街。総合ランキングでは4位だが、総合2位の吉祥寺よりも今後の期待度は大きい」と見ている。次いで2位は「立川」、3位は「和光市」の順だった。
なお、ランキング掲載サイトのプレスリリースから、上位にランクインした街の人気要因や選んだ人の住みたい理由のコメントなども見ることができる。
※(株)リクルート住まいカンパニー 「2016年版 みんなが選んだ住みたい街ランキング 関東版」より抜粋
※「2016年版 みんなが選んだ住みたい街ランキング 関西版」については、不動産トピックス2016年3月30日に掲載