トップ>不動産トピックス>2022年7~9月の既存(中古)マンション成約件数、首都圏は5期連続で減少、近畿圏は3期ぶりに増加
2022年11月9日
(公財)東日本不動産流通機構(東日本レインズ)と(公社)近畿圏不動産流通機構(近畿レインズ)はこのたび、2022年7~9月の首都圏・近畿圏における不動産流通市場の動向を発表した。
「首都圏不動産流通市場の動向(2022年07~09月)」は、東日本レインズに登録された不動産物件のうち、首都圏(東京都区部、東京都多摩地域、埼玉県、千葉県、横浜市・川崎市、神奈川県その他)における2022年7~9月の不動産流通市場の動向をまとめたもの。
2022年7~9月の首都圏における既存(中古)マンションの成約件数は8,440件(前年同期比4.0%減)で(表1)、5期連続で前年同期を下回る結果となった。エリア別に見ても、東京都区部を除く全てのエリアで前年同期から減少し、横浜市・川崎市(同10.9%減)と埼玉県(同14.3%減)では2ケタの減少率となった。
成約物件の㎡単価は、首都圏平均68.38万円(同12.5%上昇)で、9期連続で前年同期を上回った。エリア別に見ても、全てのエリアで前年同期を上回っており、東京都区部は2013年1~3月期から39期連続での上昇となった。成約価格は、首都圏平均4,355万円(同11.7%上昇)で、2012年10~12月期から40期連続で前年同期を上回った。
既存(中古)一戸建ての成約件数は3,177件(同9.7%減)で、既存(中古)マンションと同様、5期連続で前年同期を下回った。成約価格は3,805万円(同9.6%上昇)で、9期連続で前年同期を上回った。

出典:(公財)東日本不動産流通機構 「首都圏不動産流通市場の動向(2022年07~09月)」
「市況トレンド『2022年7~9月期の近畿圏市場』」は、近畿レインズに登録された不動産物件のうち、近畿圏(大阪市、大阪府北部※1、大阪府東部※2、大阪府南部※3、神戸市、阪神間※4、兵庫県その他※5、京都市、京都府その他、滋賀県、奈良県、和歌山県)における2022年7~9月の不動産流通市場の動向をまとめたもの。
2022年7~9月の近畿圏における既存(中古)マンションの成約件数は3,931件(前年同期比5.7%増)で(表2)、3期ぶりに前年同期を上回った。エリア別に見ると、大阪府東部、阪神間、兵庫県他、滋賀県を除く全てのエリアで増加しており、同社では「大阪市と大阪府南部、京都市などは2ケタ増となり、既存(中古)マンション取引が堅調に推移したエリアが目立った」としている。
成約価格は、近畿圏平均2,656万円(同6.6%上昇)で、9期連続で前年同期を上回った。エリア別に見ても、大阪府東部と和歌山県を除く全てのエリアで上昇した。
既存(中古)一戸建ての成約件数は2,426件(同0.1%減)で、3期連続で減少した。成約価格は2,242万円(同4.8%上昇)で、8期連続で前年同期を上回った。
※1 大阪府北部:池田市・箕面市・豊中市・吹田市・摂津市・茨木市・高槻市・三島郡・豊能郡
※2 大阪府東部:門真市・守口市・枚方市・寝屋川市・交野市・大東市・四條畷市・東大阪市・八尾市・柏原市
※3 大阪府南部:堺市・高石市・河内長野市・松原市・羽曳野市・藤井寺市・富田林市・大阪狭山市・南河内郡・岸和田市・泉大津市・貝塚市・泉佐野市・和泉市・泉南市・阪南市・泉北郡・泉南郡
※4 阪神間:尼崎市・西宮市・芦屋市・宝塚市・伊丹市・川西市・川辺郡(猪名川町)
※5 兵庫県その他:神戸市と阪神間を除く兵庫県内

出典:(公社)近畿圏不動産流通機構 「市況トレンド『2022年7~9月期の近畿圏市場』」