トップ>不動産トピックス>コロナ拡大による住宅に求める条件の変化、「部屋数」「広いリビング」「日当たり」が上位に
2021年6月23日
(株)リクルートはこのたび、「2020年住宅購入・建築検討者調査」の結果を発表した。首都圏(東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県)、関西(大阪府、京都府、奈良県、兵庫県、和歌山県、滋賀県)、東海(愛知県、岐阜県、三重県)、札幌市、仙台市、広島市、福岡市に在住で、過去1年以内に住宅の購入・建築、リフォームについて具体的な一定の行動を取り、かつ検討に関与している20~69歳の男女を対象として、2020年12月11~21日にインターネット調査を実施し、1,688件を集計対象としたもの。
新居で解決したかった元の住まいの課題を複数回答で聞いたところ、最多は「住宅費がもったいない」(25%)で(図1)、次いで「収納が狭い」「間取り(部屋の配置・数)が良くない」(同率21%)、「遮音性が低い/騒音が気になる」(19%)の順となった。前年(2019年)と比較すると、「収納が狭い」「住戸の設備が良くない」「庭がない」「内装や間取り、設備を変更できない」が増加する結果となった。
一戸建てとマンションのどちらを希望するかを単一回答で聞いたところ、「一戸建て」は61%(「ぜったい一戸建て」30%、「どちらかといえば一戸建て」30%)、「マンション」は25%(「ぜったいマンション」9%、「どちらかといえばマンション」16%)だった。
広さと駅からの距離のどちらを重視するかを単一回答で聞いたところ、「広さ」は47%(「ぜったい広さ」12%、「どちらかといえば広さ」35%)、「駅からの距離」は38%(「ぜったい駅からの距離」6%、「どちらかといえば駅からの距離」32%)で、「広さ重視が多い」結果となった。
購入・建築を検討している住宅種別を複数回答で聞いたところ、最多は「注文住宅」(50%)で、次いで「新築マンション」(33%)、「新築一戸建て」(30%)、「既存(中古)マンション」(28%)、「既存(中古)一戸建て」(27%)の順となった。前年と比べると、「既存(中古)マンション」(前年25%)、「既存(中古)一戸建て」(同22%)の検討者が増加した。
また、購入・建築を検討しているメインの住宅種別を単一回答で、並行検討している住宅種別を複数回答で聞いたところ、前年と比べて「『注文住宅』メイン検討者の、『新築一戸建て』『既存(中古)一戸建て』との並行検討者が増加している」結果となった。

出典:(株)リクルート 「2020年住宅購入・建築検討者調査」
同調査では、2020年5月からコロナ禍の影響についても定点調査を実施している。
コロナ拡大の住まい探しへの影響について複数回答で聞き、回答を「促進された」(「住まいを探し始めるきっかけになった」「住まい探しの後押しになった」「契約の後押しになった」のいずれかを選択)、「抑制された」(「モデルルーム・モデルハウス・住宅展示場・不動産店舗・実物物件を見に行くことをやめた」「検討を休止した、いったん様子見にした」「検討を中止した」のいずれかを選択)、「影響はない」に分類して集計したところ、2020年12月は、2020年5月と比べて、「抑制された」は「大きく減少」、「促進された」は「増加」する結果となった(図2)。
また、コロナ拡大による住宅に求める条件の変化を複数回答で聞いたところ、最多は「部屋数が欲しくなった」「広いリビングが欲しくなった」「日当たりの良い住宅が欲しくなった」(同率21%)で、同社では、「『部屋数』『広いリビング』『日当たり』といった住まいの快適性や広さ、また、『遮音性』『省エネ性』『換気性能』といった性能面についての項目が上位に挙がっている」と見ている。
出典:(株)リクルート 「2020年住宅購入・建築検討者調査」