トップ>不動産トピックス>約5割が太陽光発電設置の意向あり、設置を検討する理由は「自然災害による停電の多発」
2021年5月26日
(株)一条工務店はこのたび、「太陽光発電と家庭の電気料金に関する意識調査」の結果を発表した。2021年4月2~8日に、10代以上の男女を対象としてインターネット調査を実施し、2,947人(男性1,205人、女性1,742人)の有効回答を得たもの。
過去1年間、週に平均どのくらいテレワークをしていたかを単一回答で聞いたところ、「週1日以下」が12.6%、「週2~3日」が9.2%、「週4日以上」が5.8%となり、約3割がテレワークをしていたことが分かった。
昨年に比べ、コロナ禍で在宅時間が増えたことにより、自宅の電気代が増えたかを単一回答で聞いたところ、「増えた」と回答した人の割合は、全体では54.3%(「かなり増えた(2倍以上)」2.6%、「増えた(1.5倍以上)」14.5%、「少し増えた(1.5倍未満)」37.2%)、テレワークをした812人では77.4%(同5.0%、23.9%、48.5%)となった。
太陽光発電と蓄電池の両方または太陽光発電のみを設置している909人に、太陽光発電を設置していることに満足しているかを単一回答で聞いたところ、「満足」と回答した人は9割以上(「とても満足」67.2%、「満足」25.2%)に上った。
また、太陽光発電を設置して良かったことを複数回答で聞いたところ、「売電収入がある」(87.7%)が最も多く(図1)、次いで「停電時に安心」(71.3%)、「電気代が安い」(54.2%)の順となった。
出典:(株)一条工務店 「太陽光発電と家庭の電気料金に関する意識調査」
太陽光発電を設置していない611人に、設置しない理由を複数回答で聞いたところ、「設置費用が高い」(34.0%)が最も多く、次いで「将来のメンテナンス費が不安」(28.6%)、「元が取れるか不安」(28.3%)の順となり、実際にかかる費用に関する回答が上位を占める結果となった。
また、今後太陽光発電設置の意向があるかを単一回答で聞いたところ、「現在検討している」が28.6%、「これから検討したい」が20.6%となり、約5割が太陽光発電設置の意向があることが分かった。「検討している」または「検討したい」理由(複数回答)は、「自然災害による停電の多発」(63.8%)が最も多く(図2)、次いで「家庭向け電気料金の値上げ」(45.2%)、「自宅の電気代の増加」(44.5%)の順となった。
出典:(株)一条工務店 「太陽光発電と家庭の電気料金に関する意識調査」