トップ>不動産トピックス>首都圏の既存(中古)住宅成約価格、マンションは8年連続上昇、一戸建ては2年連続下落
2021年3月3日
(公財)東日本不動産流通機構(東日本レインズ)はこのたび、「首都圏不動産流通市場の動向(2020年)」を発表した。同機構に登録された不動産物件のうち、首都圏(東京都区部、東京都多摩地域、埼玉県、千葉県、横浜市・川崎市、神奈川県その他)における2020年1~12月の不動産流通市場の動向をまとめたもの。
2020年の首都圏における既存(中古)マンションの成約件数は3万5,825件(前年比6.0%減)で(表1)、2年ぶりに前年を下回った。エリア別に見ても、全てのエリアで前年を下回る結果となった。
成約物件の㎡単価は、首都圏平均55.17万円(同3.2%上昇)で、8年連続で上昇した。エリア別に見ても、全てのエリアで前年から上昇する結果となった。2012年(38.19万円)と比べると、この8年で44.5%上昇している。
成約物件価格は首都圏平均3,599万円(同4.6%上昇)で、㎡単価と同様に、8年連続で上昇した。エリア別に見ても、全てのエリアで前年から上昇する結果となった。
成約物件の平均専有面積は65.24㎡(同1.3%拡大)で、2年ぶりに拡大した。平均築年数は21.99年(前年は21.64年)で、経年化が進む結果となった。

出典:(公財)東日本不動産流通機構 「首都圏不動産流通市場の動向(2020年)」
2020年の首都圏における既存(中古)一戸建ての成約件数は1万3,348件(前年比2.4%増)で(表2)、2年連続で前年を上回り、2016年(1万3,195件)以来4年ぶりに過去最高を更新した。エリア別に見ると、東京都区部と東京都多摩地域を除く全てのエリアで前年を上回った。
成約物件価格は、首都圏平均3,110万円(同0.2%下落)で、2年連続で下落した。成約物件の平均土地面積は147.99㎡(同0.8%拡大)、平均建物面積は105.24㎡(同0.3%拡大)で、ともに前年から拡大する結果となった。平均築年数は21.62年(前年は21.38年)だった。
新築一戸建て住宅の成約件数は6,334件(同7.9%増)で、2年連続で前年を上回り、6,000件台となった。成約物件価格は首都圏平均で3,486万円(同0.7%下落)となり、2年ぶりに前年を下回った。成約物件の平均土地面積は122.95㎡(同0.3%拡大)、平均建物面積は98.40㎡(同0.5%縮小)となった。
土地(100~200㎡)の成約件数は5,828件(同0.02%増)で、ほぼ横ばいながら、前年を上回った。成約物件の㎡単価は首都圏平均19.41万円(同2.8%下落)で、2年連続で前年を下回った。成約物件価格は首都圏平均2,810万円(同3.0%下落)で、㎡単価と同様、2年連続で前年を下回る結果となった。
出典:(公財)東日本不動産流通機構 「首都圏不動産流通市場の動向(2020年)」