トップ>不動産トピックス>関東の住みたい街(駅)は「横浜」、住民に愛されている街(駅)は「片瀬江ノ島」がランキング1位
2020年3月18日
(株)リクルート住まいカンパニーはこのたび、「SUUMO住みたい街ランキング2020 関東版」を発表した。住みたい街(駅)ランキングについては「最も住んでみたい」(3点)、「2番目に住んでみたい」(2点)、「3番目に住んでみたい」(1点)の上位3つを回答してもらい、得点を合算して街(駅)のランキングを作成。穴場だと思う街(駅)については、最大3つを回答してもらい、その合計数でランキングを作成している。
また、今年(2020年)から「住民に愛されている街ランキング」も集計。住んでいる街が好きかという設問で「まったくそう思わない」(1点)、「そう思わない」(2点)、「どちらでもない」(3点)、「そう思う」(4点)、「とてもそう思う」(5点)を回答してもらい、平均値でランキングを作成している。
「SUUMO住みたい街ランキング2020 関東版」は、関東圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県)在住で20~49歳の男女7,000人を対象として、2020年1月6~16日にインターネット調査を実施したもの。
関東の住みたい街(駅)ランキングの1位は、前年(2019年)と同様「横浜」で(表1)、2位は「恵比寿」、3位は「吉祥寺」、4位は「大宮」、5位は「目黒」の順となった。「過去2年上位3駅の顔ぶれは同じで、4位以下を大きく引き離していたが、今年は4位『大宮』が20代を中心に100点以上得点を伸ばし、3位『吉祥寺』に近づいた」という。また、「大宮」が4位、「浦和」が10位、「赤羽」が17位、「さいたま新都心」が19位となり、「上野東京ラインと湘南新宿ライン※が並走する4駅がそろってトップ20入り」する結果となった。
関東の穴場だと思う(交通利便性や生活利便性が高いのに家賃や物件価格が割安なイメージがある)駅ランキングの1位は、3年連続で「北千住」となった。次いで、2位「赤羽」、3位「川口」の順となり、「川口」は前年の10位から順位を上げる結果となった。前年に引き続き、6位「田端」、7位「駒込」、9位「巣鴨」、14位「大塚」、19位「西日暮里」など、「山手線北側エリアが得点を集めている」という。
※湘南新宿ラインは「さいたま新都心」を通過
出典:(株)リクルート住まいカンパニー 「SUUMO住みたい街ランキング2020 関東版」
「住民に愛されている街ランキング」は、1都4県(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県)にある駅について、関東圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県)在住で20歳以上の男女を対象として2020年1月22~31日にインターネット調査を実施し、297,518人の有効回答を得たもの。
住民に愛されている街(駅)ランキングの1位は「片瀬江ノ島」で(表2)、次いで、2位「馬車道」、3位「みなとみらい」の順となった。「片瀬江ノ島」が1位、「鵠沼」が8位、「鵠沼海岸」が10位となり、「江ノ島・鵠沼エリアが上位」に。同社では、「住みたい街はJR、ターミナル駅が上位傾向」だが、住民に愛されている街(駅)は、「私鉄、各駅停車の駅が上位傾向」だとしている。
出典:(株)リクルート住まいカンパニー 「SUUMO住みたい街ランキング2020 関東版」