トップ>不動産トピックス>学生マンション入居者が今の部屋に決めた理由、「学校が近い」が最多
2020年2月19日
(株)学生情報センター(以下、ナジック)はこのたび、「ナジックひとり暮らし学生実態調査2020」の結果を発表した。2019年11月11~17日に、同社が管理運営する全国の学生マンションに入居する学生を対象としてインターネット調査を実施し、2,005人(男性775人、女性1,230人)の有効回答を得たもの。
今の部屋に決めた理由を複数回答で聞いたところ、「学校から近い」(1,170人)が最も多く(図1)、次いで「バス・トイレ別」(1,080人)、「駅から近い」(763人)の順となった。 同社では、「住まいを決める段階では、スーパーやコンビニより、学校の近くが人気」があると見ている。
部屋を決める決定権があった人(単一回答)は、「本人」(67.4%)が最も多く、次いで「母親」(16.6%)、「父親」(15.2%)の順となり、「3人に2人は本人が決めている」ことが分かった。
ひとり暮らしで困ることを複数回答で聞いたところ、「病気になったとき」(66.9%)が最も多く、次いで「栄養のバランスが悪くなる」(57.0%)、「生活のリズムが崩れる」(48.6%)、「食事代や光熱費など、お金がかかる」(46.0%)、「何かトラブルがあったとき自分で対処しないといけない」(43.9%)の順となった。
※(株)学生情報センター 「ナジックひとり暮らし学生実態調査2020」
家賃が多少高くなっても欲しい設備・サービスを複数回答で聞いたところ、「バス・トイレ別」(63.3%)が最も多く、次いで「無料Wi-Fiサービス」(40.7%)、「宅配ボックス」(37.8%)、「オートロック」(36.3%)の順となった。(図2)
現在の住まいの満足度を単一回答で聞いたところ、「大変満足している」(24.5%)と「ある程度満足している」(47.9%)を合計すると、72.5%の学生が満足している結果となった。また、今の住まいにいつまで住むかを単一回答で聞いたところ、「卒業するまで」(75.0%)が最も多く、次いで「就職が決まるまで」(8.4%)、「いい物件が見つかるまで」(6.8%)の順となり、「4人に3人が卒業するまで」と考えていることが分かった。
※(株)学生情報センター 「ナジックひとり暮らし学生実態調査2020」