トップ>不動産トピックス>2019年上半期の新築マンション、前年同期と比べ供給戸数が減少、平均価格は上昇
2019年8月7日
(株)不動産経済研究所はこのたび、「首都圏マンション市場動向―2019年上半期(1~6月)―」および「近畿圏のマンション市場動向―2019年上半期(1~6月)―」を発表した。
首都圏における2019年上半期の新築マンションの新規供給戸数は、前年同期(2018年上半期)の1万5,504戸から2,068戸(13.3%)減少の1万3,436戸で(表1)、上期としては3年ぶりの減少となり、「1992年(1万959戸)以来の低水準」となった。エリア別に見ると、東京都区部は5,465戸(前年同期比23.6%減)、東京都下は1,280戸(同21.7%減)、神奈川県は3,328戸(同10.6%増)、埼玉県は1,975戸(同17.8%増)、千葉県は1,388戸(同31.6%減)となり、神奈川県・埼玉県以外では前年同期より減少する結果となった。
2019年下半期の供給戸数は2万3,500戸を見込んでおり、2018年下半期と比べ8.7%増加すると見ている。
2019年上半期の1戸当たりの平均価格は6,137万円(同2.9%上昇)で、上半期としては2013年以降7年連続で上昇した。エリア別に見ると、東京都区部は7,644万円(同8.3%上昇)、東京都下は5,638万円(同7.5%上昇)、神奈川県は5,302万円(同6.4%下落)、埼玉県は4,853万円(同13.2%上昇)、千葉県は4,486万円(同0.2%下落)となり、神奈川県・千葉県以外では前年同期より上昇する結果となった。
㎡単価は平均90.7万円(同3.7%上昇)で、平均価格と同様、7年連続で上昇した。

※(株)不動産経済研究所 「首都圏マンション市場動向―2019年上半期(1~6月)―」
近畿圏における2019年上半期の新築マンションの新規供給戸数は、前年同期の9,087戸から1,573戸(17.3%)減少の7,514戸で(表2)、「1992年(4,430戸)以来の低水準」となった。エリア別に見ると、大阪市部は3,604戸(前年同期比6.7%減)、大阪府下は1,817戸(同13.1%減)、神戸市部は696戸(同55.6%減)、兵庫県下は693戸(同10.0%増)、京都市部は429戸(同11.5%減)、京都府下は18戸(同71.9%減)、奈良県は40戸(同73.7%減)、滋賀県は197戸(同7.5%減)、和歌山県は20戸(同9.1%減)となり、兵庫県下以外の全てのエリアで減少した。
2019年下半期の供給戸数は1万1,000戸を見込んでおり、2018年下半期と比べ7.3%減少すると見ている。
2019年上半期の1戸当たりの平均価格は3,853万円(同2.4%上昇)で、2年連続で上昇し、
「1993年(4,145万円)以来の高値」となった。エリア別に見ると、大阪市部は3,617万円(同4.7%上昇)、大阪府下は4,009万円(同3.1%下落)、神戸市部は3,734万円(同8.4%上昇)、兵庫県下は4,942万円(同0.3%上昇)、京都市部は3,630万円(同10.6%下落)、京都府下は3,146万円(同36.8%下落)、奈良県は3,815万円(同1.6%下落)、滋賀県は3,863万円(同11.2%上昇)、和歌山県は3,946万円(同13.9%上昇)となった。同研究所では「神戸市部は都市型コンパクトの供給減少により平均価格は上昇」した一方で、「京都市部は都市型コンパクトの供給増加により平均価格は下落」したと見ている。
㎡単価は平均65.3万円(同1.2%上昇)で、平均価格と同様、2年連続で上昇し、「1991年(72.9万円)以来の高値」となった。

※(株)不動産経済研究所 「近畿圏のマンション市場動向―2019年上半期(1~6月)―」