トップ>不動産トピックス>住宅の購入・建築検討者、複数の物件種別の並行検討が増加
2019年7月31日
(株)リクルート住まいカンパニーはこのたび、「『住宅購入・建築検討者』調査(2018年度)」の結果を発表した。首都圏(東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県)、東海(愛知県、岐阜県、三重県)、関西(大阪府、京都府、兵庫県、奈良県、滋賀県、和歌山県)、札幌市、仙台市、広島市、福岡市に在住で、住宅の購入・建築、リフォームのタイミングだと感じている20~69歳の男女※1を対象として、2018年11月2~13日にスクリーニング調査を、2018年11月5~13日に本調査を実施し1,307件※2の有効回答を得たもの。
※1 過去3ヶ月以内に住宅の購入・建築、リフォームについて「具体的に物件を検索した。もしくは建築・リフォーム会社の情報収集をした、している」「資料請求をした」「モデルルームや住宅展示場、モデルハウスを見学した」「不動産会社、建築、リフォーム会社を訪問した」のいずれかの行動をしており、検討に関与している人(契約者は除く)。持ち家意向がない、もしくは未定の人は除く
※2 ウエイトバック後の有効回答数は171万6,511件
購入検討状況を単一回答で聞いたところ、「初めての購入、建築」(61.2%)が最も多く、次いで「買い替え(持ち家を売却して新しい家を購入、建築)」(29.3%)、「買い増し(持ち家は売らずに新しい家を購入、建築)」(8.0%)の順となった。前年度(2017年度)と比べると、「買い替え(持ち家を売却して新しい家を購入、建築)」は23.2%から6.1ポイント増加した。
また、購入・建築を検討しているメインの住宅種別を単一回答で、並行検討している住宅種別を複数回答で聞いたところ、「複数種別の並行検討が増えており、特に『既存(中古)マンション』と『新築分譲マンション』の並行検討率が高い」という。メイン検討種別を「既存(中古)マンション」と回答した人では、「新築分譲マンション」との並行検討率は51.1%(表)、メイン検討種別を「新築分譲マンション」と回答した人では、「既存(中古)マンション」との並行検討率は44.1%となった。
一戸建てとマンションのどちらを希望するかを単一回答で聞いたところ、「一戸建て」は69.3%(「ぜったい一戸建て」28.5%、「どちらかといえば一戸建て」40.8%)、「マンション」は21.4%(「ぜったいマンション」5.4%、「どちらかといえばマンション」16.0%)だった。

※(株)リクルート住まいカンパニー 「『住宅購入・建築検討者』調査(2018年度)」
住み替え時に優先する特徴※4と、「駅からの距離」との優先順位を聞いたところ、「駅からの距離」より優先するものは、一戸建てメイン検討者では「耐震性能(耐震・免震性)」「エコ性能(断熱性・気密性)」で、マンションメイン検討者では「耐震性能(耐震・免震性)」のみだった。「マンションメイン検討者は、一戸建てメイン検討者よりすべての項目で『駅からの距離』を優先している」という。
「DIY」という言葉や内容を知っているか・関心があるかを単一回答で聞いたところ、認知度※5は98.3%で、4年連続で上昇し、過去最高値となった。関心度(「『DIY』という言葉も内容も知っていて、関心がある」と回答した人の割合)は63.3%だった。
住宅購入に関する税制・優遇措置について聞いたところ、「住宅ローン控除の概要」の内容認知率(「言葉も内容も知っていて、関心がある」と「言葉も内容も知っているが、関心はない」の合計)は64.3%となった。
また、物件の構造・仕様や取引に関する用語についても聞いたところ、内容認知率は、「長期優良住宅」では53.4%(図)、「安心R住宅」では32.9%、「インスペクション(建物状況調査)」では34.7%、「リバースモーゲージ」では41.8%となり、「過去3ヶ月以内に住宅購入検討のための行動を行った人が対象のため一般より数値が高め」の結果となった。
※4 「外観の見ためデザイン」「内装のデザイン」「エコ性能(断熱性・気密性)」「設備仕様」「耐震性能(耐震・免震性)」「間取り」「遮音性の高さ」それぞれで、「駅からの距離」とどちらを優先するかを単一回答で聞いた
※5 「『DIY』という言葉も内容も知っていて、関心がある」「『DIY』という言葉も内容も知っているが、関心はない」「『DIY』という言葉は聞いたことがあるが、内容は知らない」の合計

※(株)リクルート住まいカンパニー 「『住宅購入・建築検討者』調査(2018年度)」