トップ>不動産トピックス>賃貸マンション一時金の全国平均、敷金0.77ヶ月・礼金0.74ヶ月・更新料0.34ヶ月
2019年4月17日
東急住宅リース(株)とダイヤモンドメディア(株)は、このたび、「全国の賃貸マンションの一時金共同調査結果」を発表した。全国の賃貸マンションを対象に、賃貸借契約の一時金(敷金・礼金・更新料)の設定月数に関して調査し、都道府県ごとに平均値を算出したもの。算出にあたっては、2018年1月1日~2018年12月31日において、インターネット上で入居募集中の約1,100万件のデータのうち、敷金・礼金・更新料の情報を持つデータおよび東急住宅リースグループが管理する約18万件のデータを基に分析を行った。
敷金の全国平均は0.77ヶ月だった(表1)。敷金なしの物件は全体の46.6%を占めており、それを除くと平均は1.44ヶ月となった。都道府県別に見ると、最も多いのは広島県(1.95ヶ月)で、次いで福井県(1.50ヶ月)、長崎県(1.40ヶ月)の順となり、最も少ないのは大阪府(0.27ヶ月)だった。敷金の設定がないエリアはなかったという。また、「北陸地方・東北地方は敷金の設定が全国平均を上回った」一方で、「近畿地方は敷金の設定が全国平均を下回る」結果となった。同社では、「近畿地方では、敷引が一般的であった地域で借り主の理解を得やすくするため、敷引を礼金へ切り替えた」ことから、敷金の設定月数が低くなり、礼金の設定月数が高くなったと見ている。

※東急住宅リース(株)・ダイヤモンドメディア(株) 「全国の賃貸マンションの一時金共同調査結果」
礼金の全国平均は0.74ヶ月で(表2)、礼金なしの物件(45.5%)を除いた平均は1.36ヶ月だった。都道府県別に見ると、最も多いのは兵庫県(1.46ヶ月)で、次いで大阪府(1.24ヶ月)、奈良県(1.21ヶ月)の順となり、最も少ないのは鹿児島県(0.15ヶ月)だった。敷金と同様、礼金の設定がないエリアはなかったという。地方別では、「近畿地方・中国地方・九州地方の一部地域で礼金の設定が全国平均を上回る」結果となった。
更新料※2の全国平均は0.34ヶ月で(表3)、更新料なしの物件(62.4%)を除いた平均は0.89ヶ月だった。都道府県別に見ると、最も多いのは東京都(0.74ヶ月)で、次いで千葉県(0.69ヶ月)、神奈川県(0.63ヶ月)の順となり、最も少ないのは北海道(0.01ヶ月)だった。敷金、礼金と同様、更新料の設定がないエリアはなかったといい、「首都圏・京都府・関東の一部では更新料の設定が全国平均を上回る」結果となった。同社では、「関東地方では、賃貸住宅の需要が高く、更新料が設定されていても競争力が高いため、従来の更新料設定で募集している物件が多いと考えられる」としている。
※2 更新事務手数料は含まず


※東急住宅リース(株)・ダイヤモンドメディア(株) 「全国の賃貸マンションの一時金共同調査結果」