トップ>不動産トピックス>女性の一人暮らし、2割弱がご近所トラブルを経験。最多トラブルは「騒音」
2019年3月13日
日本情報クリエイト(株)はこのたび、「『女性の一人暮らし』に関する意識調査」の結果を発表した。2019年2月14~15日に、全国の20代~50代の女性を対象としてインターネット調査を実施し、1,306人の有効回答を得たもの。
物件の決め手はどういった点かを単一回答で聞いたところ、最も多いのは「通勤・通学に便利」(34.8%)で、次いで「賃料」(32.2%)、「ロケーション」(9.1%)の順となった。同社では、「一人暮らしを始めるきっかけは、就職や転職を理由とした女性が過半数を占め、自身の給与や、勤務場所に合わせた部屋選びをする女性が多いことがわかった」としている。
一人暮らしをしたことがある女性に、ご近所トラブルに巻き込まれたことはあるかを単一回答で聞いたところ、「はい」と回答した人の割合は18.1%となり、「5人に1人近い割合でトラブルに巻き込まれた人がいることがわかった」という。ご近所トラブルの原因(単一回答)は、「騒音」(66.9%)が最も多く(図1)、次いで「町内会・マンション組合問題」(7.4%)、「ゴミ出しのマナー」(6.9%)の順となった。
※日本情報クリエイト(株) 「『女性の一人暮らし』に関する意識調査」
近隣から聞こえてくる音のことで困った経験はあるかを単一回答で聞いたところ、「はい」と回答した人の割合は55.7%と、過半数を占めた。近隣から聞こえてくる音の中で迷惑だと感じる音は、「お酒を飲んで夜中まで騒いでいる声」(27.5%)、「足音」(23.3%)、「乱暴なドアの開閉音」(16.4%)などが挙がった。
近隣の騒音にどのような対策をしたかを単一回答で聞いたところ、「なにもしなかった」(54.4%)が最も多く(図2)、次いで「大家さん・管理会社に相談」(30.9%)、「本人のところに苦情を言った」(6.2%)の順となり、同社では「騒音に関しては半ばあきらめている人が多くいるのではないか」と見ている。
※日本情報クリエイト(株) 「『女性の一人暮らし』に関する意識調査」