トップ>不動産トピックス>「暮らしやすさ」が自慢の都道府県ランキング、1位は静岡県
2019年1月30日
ソニー生命保険(株)はこのたび、「47都道府県別 生活意識調査2018-19年版(生活・家族編)」を発表した。2018年11月10~21日に、全国の20歳~59歳の男女を対象としてインターネット調査を実施したもので、今年で4回目。4,700人(各都道府県100人ずつ)の有効回答のうち、「生活・家族」に関する内容を集計してまとめたもの。
調査では、現在住んでいる都道府県で自慢できることを聞き、自慢できると回答した割合の高さで、各項目の都道府県ランキングを算出した。
「暮らしやすさ」が自慢の都道府県ランキングでは、2015年の調査開始以来、静岡県(52.0%)が初の1位となり(表1)、次いで宮城県(51.0%)、愛媛県(49.0%)の順となった。「食べ物の美味しさ自慢」では、1位が鹿児島県(60.0%)、2位が新潟県(58.0%)、3位が高知県(57.0%)だった。
また、生活環境について見てみると、「治安の良さ自慢」では、1位が福井県(51.0%)、2位が宮崎県(45.0%)、3位が秋田県(44.0%)に。「遊ぶところの多さ自慢」では、1位が東京都(25.0%)、2位が大阪府(24.0%)、3位が福岡県(17.0%)となり、「人口が密集している都府県が上位」にランクインした。「教育水準の高さ自慢」では、1位が秋田県(25.0%)、2位が福井県(24.0%)、3位が富山県(22.0%)となった。「子育てのしやすさ自慢」では、1位が福井県(41.0%)、2位が富山県(30.0%)、3位が大阪府(26.0%)となり、「北陸の県が上位2位を占める結果」となった。
※ソニー生命保険(株) 「47都道府県別 生活意識調査2018-19年版(生活・家族編)」
家族の状況や考えについて、自分がどの程度あてはまるかを聞き、その同意率(「非常にそう思う」と「ややそう思う」の合計)をもとに算出した都道府県ランキングを見ると、「家族の仲が良い」では、1位は鹿児島県(73.0%)、2位は大分県・宮崎県(同率70.0%)、3位は大阪府(68.0%)で(表2)、「トップ10までは、関東よりも西の府県となっており、家族の仲良し度には西高東低の傾向が見られた」という。「友達親子である」では、1位が栃木県・鹿児島県(同率41.0%)、3位が宮崎県(40.0%)だった。「親の介護には積極的に携わりたいと思う」では、1位が京都府(62.0%)、2位が宮崎県(60.0%)、3位が広島県・鹿児島県(同率54.0%)となった。
また、家事や育児への夫の参加状況については、「夫もよく家事に参加している」では、1位が岩手県・福井県(同率45.0%)、3位が福島県・宮崎県(同率43.0%)となり、「夫もよく子育てに参加している(いた)」では、1位が岩手県・福井県(同率43.0%)、3位が福島県(42.0%)となった。岩手県と福井県はどちらのランキングでも1位となり、同社は「岩手県と福井県には家庭的な“家事メン”“イクメン”夫が多いようだ」と見ている。
※ソニー生命保険(株) 「47都道府県別 生活意識調査2018-19年版(生活・家族編)」