トップ>不動産トピックス>ヒートショック対策を習慣化している人は2割未満
リンナイ(株)はこのたび、「『入浴』に関する意識調査」の結果を発表した。入浴習慣の実態について調べるため、平成30年9月14~18日に、全国の20~60代の男女を対象としてインターネット調査を実施し、2,350人の有効回答を得たもの。
調査にあたり、同社では、入浴科学者・早坂信哉氏が作成した「ヒートショック危険度 簡易チェックシート」(表)を用意。あてはまるものが5個以上ある人は、「ヒートショックになる可能性が高い『ヒートショック予備軍』」だという。都道府県別に見たところ、「ヒートショック予備軍」の割合が最も多いのは「千葉県」「宮崎県」(24%)で、次いで「愛媛県」「沖縄県」(20%)、「岡山県」「広島県」「大分県」(18%)の順となった。一方、「ヒートショック予備軍」が最も少ないのは「長野県」(0%)だった。
「ヒートショック」という言葉を聞いたことがあるかを単一回答で聞いたところ、「内容も知っており対策法も知っている」は17.4%、「内容は知っている」は38.6%、「名前は聞いたことがある」は29.7%となり、ヒートショックの内容も対策法も知っている人は2割に満たないことがわかった。

※リンナイ(株) 「『入浴』に関する意識調査」
湯船に浸かる時間は平均何分かを単一回答で聞いたところ、最も多いのは「1~10分」(67.2%)で、次いで「11~20分」(21.0%)、「21~30分」(8.5%)の順となり、平均は12.6分だった。同社によると、入浴科学者・早坂信哉氏が提唱する安全ラインは「10分」だというが、10分を超える入浴時間の人が約3割いることがわかった。都道府県別に見ると、最も入浴時間が長いのは「千葉県」(15.5分)だった。
自宅の浴槽について、冬場のお湯の温度(給湯器の温度設定がある場合、その温度)を単一回答で聞いたところ、「40度」(28.3%)が最も多く、次いで「42度」(28.0%)、「41度」(17.0%)の順となり、「ヒートショック危険度の高い風呂である41度以上の風呂に入浴している人は全体の半数以上いる」ことがわかった。都道府県別に見ると、最も温度が高いのは「愛媛県」(41.6度)だった。
ヒートショック対策として、何か習慣化していることがあるか(単一回答)を聞いたところ、「ある」と回答した人は18.3%と2割未満だった。「ある」と回答した430人に、どのような対策をしているかを複数回答で聞いたところ、最も多いのは「脱衣所を暖めておく」(65.8%)で(図)、次いで「浴室を暖める」(62.1%)、「あらかじめ水分を摂る」(32.3%)の順となった。
なお、30年以上、現在の家に住んでいる441人に対して、現在住んでいる家の浴室のリフォームをしたことがあるか(単一回答)を聞いたところ、「はい」は43.5%、「いいえ」は56.5%となり、「半数以上が浴室のリフォームを今までしておらず、30年前の設備を引き続き使用している」ことがわかった。

※リンナイ(株) 「『入浴』に関する意識調査」