トップ>不動産トピックス>フルタイムの共働きママ、「お金をかけてでも時間を生み出したい」
東京ガス(株)都市生活研究所は、このたび、都市生活レポート「共働きママの時間意識 ~フルタイムで働く子育てママは、時間をお金で買いたい~」を発表した。平成29年1月に、1都3県在住で高校生以下の子どもがいる28~44歳の既婚男女を対象としてインターネット調査を実施し、1,248人の有効回答を得たもの。
同研究所では、「一口に『共働き』といっても、妻がフルタイム正社員の家庭と週2~3回の短時間パートの家庭では、ライフスタイルや価値観は異なると考えられる」とし、妻の働き方によって、子育てファミリーを(1)「フル共働き」(2)「準共働き」(3)「補助働き」(4)「片働き」の4タイプ※に分類した。
(1)フル共働き:フル共働きママ・フル共働きパパ(妻が会社員・正規職員)
(2)準共働き:準共働きママ・準共働きパパ(妻が非正規かつ週30時間以上就労)
(3)補助働き:補助働きママ・補助働きパパ(妻が非正規かつ週30時間未満就労)
(4)片働き:専業ママ・片働きパパ(妻が専業主婦・無職)
※夫は全て、週30時間以上就労の被雇用者
このうち、同研究所では、今後増加していくと考えられる(1)「フル共働き」ファミリーに着目し調査結果を紹介している。
平日の家事・育児時間を聞いたところ、「フル共働きママ」は平均4.1時間、「フル共働きパパ」では平均1.8時間で、差は2.3時間となり、妻が正規職員の「フル共働き」であっても「家事・育児は女性に偏っているといえる」結果となった。
夫と妻の家事分担比率を、「夫:妻」が「0:10」「1:9」「2:8」「3:7」「4:6」「5:5」「6:4」「7:3~10:0」から単一回答で聞いたところ、「夫の家事分担比率が2割以下」と考えている(「夫:妻」が「0:10」「1:9」「2:8」の合計)割合は、「フル共働きママ」では53.2%、「フル共働きパパ」では30.0%と差が生じており、「夫の家事は、自分が思うほど妻の評価を得られていないようだ」と同研究所では見ている。
妻に、「時間をお金で買いたいと思うことがあるか」「家事を効率化するモノやサービスにはお金をおしまないか」をそれぞれ聞くと、「フル共働きママ」は他の3タイプと比べ、「あてはまる」「ややあてはまる」と回答した人の割合が高く(図1)、「お金をかけてでも時間を生み出したいと考えていることがわかる」結果となった。
また、妻に「子どもと過ごす時間を増やしたいか」を聞くと、「フル共働きママ」は他の3タイプより「あてはまる」「ややあてはまる」の割合が高かった(図2)。一方、「ひとりで過ごす時間が欲しいか」を聞くと、「フル共働きママ」も他の3タイプ同様、「あてはまる」「ややあてはまる」の割合が7割超と高く、同研究所では「効率化で生み出した時間は子どもと過ごすだけでなく、自分の時間の充実にもあてたいようだ」と見ている。


※東京ガス(株)都市生活研究所 「共働きママの時間意識 ~フルタイムで働く子育てママは、時間をお金で買いたい~」