トップ>不動産トピックス>住宅購入検討時に不安なことは、「住宅性能に関する知識がない」「エリアの情報がない」
ハイアス・アンド・カンパニー(株)はこのたび、「住宅購入者及び住宅購入検討者の住宅取得における行動、意向に関する意識調査」の結果を発表した。全国の25~39歳の男女で、直近3年以内に住宅を購入した人および今後3年以内の住宅購入を検討している人を対象として、平成30年6月29日~7月4日にインターネット調査を実施し、900人(直近3年以内の住宅購入者450人・今後3年以内の住宅購入検討者450人)の有効回答を得たもの。
全員に、住宅の購入を検討し始めた時、住みたい家について重視していたこと(3つまでの複数回答)を聞いたところ、最も多いのは「住みたい家の立地・周辺環境」(80.9%)で、次いで「住みたい家の間取り・部屋数」(65.4%)、「購入予算」(52.2%)の順となった。「住みたい家の立地・周辺環境」を重視する傾向は「検討対象が注文住宅であっても建売住宅であっても同様」だが、注文住宅の購入者・検討者では、「住みたい家の性能の高さ(断熱性・気密性・防音性等)」や「住みたい家のインテリアデザイン」が、全体に比べ高かった。
また、住宅の購入を検討し始めた時、不安に思っていたこと(3つまでの複数回答)を聞くと、最も多いのは「住宅の性能に関する知識・見識がない(善し悪しがわからない)」(57.1%)で(図1)、次いで「エリアについての情報(治安や周辺情報など)がなく、どのエリアが良いかわからない」(53.4%)の順となった。注文住宅の購入者・検討者では「住宅の性能に関する知識・見識がない(善し悪しがわからない)」が、建売住宅の購入者・検討者では「エリアについての情報(治安や周辺情報など)がなく、どのエリアが良いかわからない」が、全体に比べ高かった。

※ハイアス・アンド・カンパニー(株) 「住宅購入者及び住宅購入検討者の住宅取得における行動、意向に関する意識調査」
住宅の購入を検討し始めた時に参考にした情報を複数回答で聞いたところ、最も多いのは「住宅展示場・モデルハウス」(62.4%)だった。注文住宅の購入者・検討者だけでなく、建売住宅の購入者・検討者でも「住宅展示場・モデルハウス」が最多となっており、同社では「“建物の性能に関する不安”を払拭する場として“実物を体感する”という方法は注文検討であっても建売検討であっても変わらないと考えられる」としている。
注文住宅の購入者・検討者(472人)に、なぜ注文住宅を検討しているのかを単一回答で聞いたところ、最も多いのは「間取りや内装など自分の理想(イメージ)が実現できる」で(図2)、次いで「自分が納得できる家にすることができる」、「自分の予算に合わせられる」の順となった。一方、課題や不満に思うこと(複数回答)は、「自由に設計するので金額が高くなりそう」が最も多く、次いで「間取りや内装など自分で決めることが多く、手間がかかる」、「知識がないので自分に合った家作りができるか自信がない」の順となり、「現状の注文住宅の提供のされ方に課題や不満を感じながらも選択している人が多いことがうかがえる」結果となった。
また、建売住宅の購入者・検討者(428人)に、なぜ建売住宅の購入を検討しているのかを単一回答で聞いたところ、最も多いのは「住宅価格が明示されている(決まっている)」で(図3)、次いで「間取りや内装が決まっている方が、住んだ際のイメージがわく」、「間取りや内装が決まっているので、仕様決めの打ち合わせ等が少なく簡単」の順となった。一方で、課題や不満に思うこと(複数回答)は、「間取りや内装が決められており、自分で決められない」が最も多く、次いで「外観が他の家と似ている」、「自分の理想や希望に対して、できることが少ない」の順となり、同社では、注文住宅と同様、「現状の建売住宅の提供のされ方に課題や不満を感じながらも選択している人が多いことがうかがえる」としている。
※ハイアス・アンド・カンパニー(株) 「住宅購入者及び住宅購入検討者の住宅取得における行動、意向に関する意識調査」