トップ>不動産トピックス>住宅ローンの金利タイプ、変動型の利用割合が6.1ポイント増加
住宅金融支援機構はこのたび、「2017年度 民間住宅ローン利用者の実態調査【民間住宅ローン利用者編】(第2回)」の結果を発表した。平成29年10月~平成30年3月の間に民間住宅ローンを借り入れた全国の20~60歳未満の人(学生、無職は除く)を対象にインターネットによるアンケート調査を行い、1,500件の回答を得たもの。平成27年度までは年3回、平成28年度からは年2回実施しており、今回の調査は平成29年度の第2回。調査時期は平成30年4月10~16日。
住宅ローンの金利タイプ別の構成比を見ると、前回(平成29年度第1回)と比べ、「変動型」が50.4%から56.5%に、「全期間固定型」が12.6%から13.3%に、それぞれ増加した(図1)。一方、「固定期間選択型」は36.9%から30.1%に減少した。
さらに「固定期間選択型」の固定期間別の内訳を見ると、「10年」が最多で前回より増加(前回45.7%→今回54.0%)し、「3年」(同9.2%→10.8%)、「10年超」(同15.6%→15.9%)も微増したが、「2年」(同2.9%→2.2%)、「5年」(同17.6%→11.3%)、「その他10年未満」(同9.1%→5.8%)は減少する結果となった。
住宅の種類ごとに金利タイプの構成比を見ると、全ての住宅種類で「変動型」が最も多かった。特に既存(中古)マンションでは「変動型」が69.1%となり、他の住宅種類と比べ、構成比が最も高かった。

※住宅金融支援機構 「2017年度 民間住宅ローン利用者の実態調査【民間住宅ローン利用者編】(第2回)」
今後1年間の住宅ローン金利見通しを聞いたところ、「現状よりも上昇する」と答えた人の割合は29.1%で(図2)、前回(29.4%)から大きな変化はなかった。金利タイプ別に見ると、「現状よりも上昇する」の割合は、「全期間固定型」(前回46.6%→55.0%)と「固定期間選択型」(同30.1%→32.7%)で増加し、「変動型」(同24.5%→21.0%)で減少した。
フラット35利用者以外に、利用した住宅ローンを選んだ決め手を複数回答で聞いたところ、「金利が低いこと」(69.7%)が圧倒的に多く、次いで「住宅・販売事業者(営業マン等)に勧められたから」(24.1%)、「諸費用(融資手数料、団体信用生命保険特約料など)が安かったこと」(16.0%)の順となった。

※住宅金融支援機構 「2017年度 民間住宅ローン利用者の実態調査【民間住宅ローン利用者編】(第2回)」