トップ>不動産トピックス>関東圏の住みたい街ランキング総合1位は横浜、穴場だと思う街は北千住
(株)リクルート住まいカンパニーはこのたび、「みんなが選んだ住みたい街ランキング2018 関東版」を発表した。関東圏(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・茨城県)在住で20~49歳の男女7,000人を対象として平成30年1月5~18日にインターネット調査を実施したもの。
※住みたい街(駅)・住みたい自治体ランキングについては「最も住んでみたい」(3点)、「2番目に住んでみたい」(2点)、「3番目に住んでみたい」(1点)の上位3つを回答してもらい、得点を合算して街(駅)や自治体のランキングを作成。穴場だと思う街(駅)については、最大3つを回答してもらい、その合計数でランキングを作成。なお、今回から調査方法を一部変更しているため、平成28・29年の得点や順位は参考値扱いとなる。
住みたい街(駅)ランキングの1位は「横浜」(表1)で、2位「恵比寿」、3位「吉祥寺」となり、トップ10には、「東京都から6駅、神奈川県から2駅、埼玉県から2駅がランクイン」する結果となった。トップ10のうち、山手線の駅が5駅を占め、都心20~30km圏では「横浜」「吉祥寺」「武蔵小杉」「大宮」「浦和」がランクインした。
居住都県別に見ると、東京都民が選んだ住みたい街(駅)ランキングは、1位「吉祥寺」、2位「恵比寿」、3位「池袋」の順。総合ランキングでは順位の低かった「中野」(総合15位)、「立川」(同22位)、「荻窪」(同24位)がトップ10に入った。
神奈川県民では、1位は「横浜」で、2位は総合6位の「武蔵小杉」、3位は総合26位の「海老名」の順。総合20位の「川崎」が4位に入った。
埼玉県民では、1位が「大宮」、2位が「浦和」、3位が「さいたま新都心」となり、さいたま市の駅がトップ3を占めた。
千葉県民では、総合18位だった「船橋」が1位。「埼玉県とは異なり、2位『津田沼』、3位『柏』、4位『千葉』、5位『流山おおたかの森』と上位駅の地域は分散」する結果となった。
茨城県民では、総合41位の「水戸」が1位。2~4位は、「つくば」「研究学園」「守谷」と、つくばエクスプレスの駅が占めた。
※(株)リクルート住まいカンパニー 「みんなが選んだ住みたい街ランキング2018 関東版」
穴場だと思う(交通利便性や生活利便性が高いのに家賃や物件価格が割安なイメージがある)街(駅)ランキングの1位は「北千住」で(表2)、2位は「赤羽」、3位は「和光市」となり、「『和光市』『大宮』などの始発駅や、『蒲田』『池袋』『田端』など都心近くだが割安な駅、『守谷』『柏』など郊外だが、交通利便性と商業利便性が高い駅などが上位に」ランクインする結果となった。
住みたい自治体ランキングでは、1位「東京都港区」、2位「東京都世田谷区」、3位「東京都千代田区」、4位「東京都目黒区」、5位「東京都文京区」となり、トップ10全てを東京23区が占めた。東京23区以外では、11位の「神奈川県横浜市中区」、12位の「神奈川県鎌倉市」、13位の「埼玉県さいたま市大宮区」、14位の「千葉県船橋市」が上位にランクインした。
※(株)リクルート住まいカンパニー 「みんなが選んだ住みたい街ランキング2018 関東版」