トップ>不動産トピックス>リフォーム契約金額は平均759.6万円、「300万円以下」「1,000万円超」の割合が増加
(一社)住宅リフォーム推進協議会はこのたび、「平成29年度 第15回 住宅リフォーム実例調査 報告書」を発表した。住宅リフォームに係る実態の経年的な把握を目的として平成15年度から継続して実施しているもの。調査対象は、平成28年9月~平成29年8月の住宅リフォーム工事の施工完了物件で、1,470件の有効回答を得た。
リフォーム工事の契約金額を見ると、平均は759万6,000円(一戸建て758万8,000円、マンション720万2,000円)で、前年度(平成28年度)の738万7,000円(同739万3,000円、703万1,000円)と比べやや上昇した。一方、中央値は432万円(同413万円、555万円)で、前年度の480万円(同450万円、537万円)からやや下降した。 金額帯別に見ると、最も多いのは「100万円超~300万円以下」(26.7%)で(図1)、次いで「1,000万円超」(23.1%)、「500万円超~1,000万円以下」(19.5%)の順。前年度と比べ、「300万円以下」と「1,000万円超」の割合が増加し、「300万円超~500万円以下」と「500万円超~1,000万円以下」の割合が減少した。
また、借り入れの利用率は、一戸建てでは18.2%(前年度14.6%)、マンションでは13.9%(同11.8%)となり、ともに前年度から上昇した。契約金額別に見ると、「一戸建て、マンションとも1,000万円超の工事での借入金の利用率が高く」、一戸建てでは38.1%、マンションでは29.3%だった。

※(一社)住宅リフォーム推進協議会 「平成29年度 第15回 住宅リフォーム実例調査 報告書」
リフォーム工事の目的を複数回答で聞いたところ、「使い勝手の改善、自分の好みに変更するため」(全体64.2%、一戸建て62.5%、マンション76.3%)が最も多く、次いで「住宅、設備の老朽化や壊れたため」(同60.9%、59.6%、70.1%)、「老後に備えたり、同居する高齢者等が暮らしやすくするため」(同36.1%、37.0%、29.9%)の順となった。
施主の年齢別に見ると、30代以下では「既存(中古)住宅の購入に合わせて」「子どもの成長や世帯人員の変更にともない、必要が生じたため」「相続等により住宅の所有者が入れ替わったため」が他と比べて多く(図2)、特に一戸建ての30代以下では、「既存(中古)住宅の購入に合わせて」が31.9%と前年度(23.0%)より上昇、「空き家になっていた住宅の活用を図るため」も他の年代と比べ多かった。また、一戸建ての30代以下では、「“内装の変更”、“住宅設備の変更”、“間取りの変更”、“室内建具の変更”、“収納スペースの改善”など他の年代に比べて高めになっている項目が多くみられる」傾向もうかがえた。

※(一社)住宅リフォーム推進協議会 「平成29年度 第15回 住宅リフォーム実例調査 報告書」