トップ>不動産トピックス>住宅ローンの金利タイプ、変動型・固定期間選択型の利用割合が増加
住宅金融支援機構はこのたび、「2017年度 民間住宅ローン利用者の実態調査【民間住宅ローン利用者編】(第1回)」の結果を発表した。平成29年4~9月の間に民間住宅ローンを借り入れた全国の20~60歳未満の人(学生、無職は除く)を対象にインターネットによるアンケート調査を行い、1,495件の回答を得たもの。平成27年度までは年3回、平成28年度からは年2回実施しており、今回の調査は平成29年度の第1回。調査時期は平成29年10月。
住宅ローンの金利タイプ別の構成比を見ると、前回(平成28年度第2回)と比べ、「変動型」が47.9%から50.4%に、「固定期間選択型」も35.1%から36.9%に増加した(図1)。一方、「全期間固定型」は17.0%から12.6%に減少する結果となった。「固定期間選択型」に占める固定期間「10年」の利用割合は45.7%で、前回の61.2%から減少。次いで「5年」(17.6%)、「10年超」(15.6%)の順となり、いずれも前回より増加した。
金利タイプ別に世帯年収の分布を見たところ、「全期間固定型」では、「400万円以下」(10.6%)と「400万円超600万円以下」(35.4%)を合わせると46.0%となり、半数近くを占めた。

※住宅金融支援機構 「2017年度 民間住宅ローン利用者の実態調査【民間住宅ローン利用者編】(第1回)」
今後1年間の住宅ローン金利見通しを聞いたところ、「現状よりも上昇する」と答えた人の割合は29.4%で(図2)、前回(37.5%)から減少した。一方、「ほとんど変わらない」(57.6%、前回51.9%)、「現状よりも低下する」(同5.2%、2.9%)は、前回より増加する結果となった。金利タイプ別に見ると、「現状よりも上昇する」の割合は、「全期間固定型」では46.6%、「固定期間選択型」では30.1%、「変動型」では24.5%だった。
フラット35利用者以外に、利用した住宅ローンを選んだ決め手を複数回答で聞いたところ、最多は「金利が低いこと」で、68.0%と圧倒的。次いで、「将来、金利が上昇する可能性があるので、将来の返済額をあらかじめ確定しておきたかったから」(20.1%)、「諸費用(融資手数料、団体信用生命保険特約料など)が安かったこと」(19.8%)の順となった。

※住宅金融支援機構 「2017年度 民間住宅ローン利用者の実態調査【民間住宅ローン利用者編】(第1回)」