トップ>不動産トピックス>関東圏の住みたい街ランキング、吉祥寺が2年ぶりの総合トップ
(株)リクルート住まいカンパニーはこのたび、「みんなが選んだ住みたい街ランキング2017 関東版」を発表した。関東圏(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・茨城県)在住で20~49歳の男女3,996人を対象として平成29年1月21~26日にインターネット調査を実施したもの。
※調査では、住みたい街・住みたい行政区ランキングについては「最も住んでみたい」(3点)、「2番目に住んでみたい」(2点)、「3番目に住んでみたい」(1点)の上位3つを回答してもらい、得点を合算して街(駅)や行政市区のランキングを作成。その他のランキングでは3つまでの複数回答とし、その合計数でランキングを作成した。
住みたい街(駅)ランキングでは、「吉祥寺」が2年ぶりのトップとなり(表1)、前年(平成28年)1位だった「恵比寿」は2位となった。平成32年に開業予定の品川・田町駅間の新駅開業や車両基地の開発で話題の「品川」は5位、再開発が進む「渋谷」は10位で、それぞれ過去最高の順位となった。
また、穴場だと思う(交通利便性や生活利便性が高いのに家賃や物件価格が割安なイメージがある)街(駅)ランキングでは、1位は前年同様「北千住」となり(表2)、2位が「赤羽」、同率3位が「池袋」「大塚」の順だった。3位の「池袋」「大塚」、5位の「駒込」、6位の「巣鴨」、7位の「田端」など、「山手線北側の駅がトップ10の半数を占める」結果となった。
※(株)リクルート住まいカンパニー 「みんなが選んだ住みたい街ランキング2017 関東版」
この2~3年で人気が高まったと思う街(駅)ランキングでは、1位「武蔵小杉」、2位「豊洲」、3位「北千住」の順となった。「アートギャラリー、サードウェーブ系コーヒーショップの日本1号店のオープンなどが話題」の「清澄白河」が4位にランクインした。
これから人気が出そうだと思う郊外(東京23区以外)の街(駅)ランキングでは、2位の2倍以上の得点となった「武蔵小杉」が2年連続の1位となった(表3)。次いで2位は「和光市」、3位は「立川」の順だった。
なお、ランキング掲載サイトのプレスリリースから、上位にランクインした街の人気要因や選んだ人の住みたい理由のコメントなども見ることができる。
※(株)リクルート住まいカンパニー 「みんなが選んだ住みたい街ランキング2017 関東版」