トップ>不動産トピックス>家づくりの建築費用は平均2,820万円、頭金は平均871万円
(株)リクルート住まいカンパニーはこのたび、「2016年注文住宅動向・トレンド調査」の結果を発表した。注文住宅の建築者や検討者(建築予定者)の意識・行動を把握するため、平成28年9月3~26日に全国でインターネット調査を行い、1年以内に一戸建て(新築・建て替え注文住宅)の建築をした建築者1,660人および、今後2年以内に一戸建て(新築・建て替え注文住宅)の建築を検討している検討者1,691人の有効回答を得たもの。
建築者に、家づくりの建築費用(土地代を除く)について聞いたところ、平均は2,820万円で(図1)、前年(平成27年9月5~25日に実施)調査の2,943万円より123万円減少した。3,000万円以上の割合は37.0%で、前年の41.0%から4.0ポイントの減少となった。頭金は平均871万円で、前年の967万円から96万円減少。親からの贈与額は平均313万円で、前年の320万円から7万円減少した。
検討者の消費税増税前における住宅建築意向を見ると、「消費税が上がる前に建築を間に合わせたい」が66.9%(「絶対に間に合わせたい」28.0%、「できれば間に合わせたい」38.9%)となった。「間に合わせたい」と回答した1,131人に、増税前に建築したい理由(複数回答)を聞いたところ、最も多いのは「消費税増税の負担を少しでも軽減したいから」(80.8%)で、次いで「増税後の住宅ローン減税や税制など政府の緩和措置が取られないかもしれないから」(25.5%)、「増税後は住宅メーカーの提示額が高くなりそうだから」(13.9%)の順となった。

※(株)リクルート住まいカンパニー 「2016年注文住宅動向・トレンド調査」
検討者におけるスマートハウス※1の認知率は84.2%(「名前だけは知っている」64.8%、「内容まで知っている」19.4%)で、前回調査時の87.3%(同64.8%、22.5%)から3.1ポイント減少した。また、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギーハウス)※2の認知率は54.3%(同37.1%、17.3%)で、前回調査時の56.8%(同37.5%、19.3%)から2.5ポイント減少した。
建築者におけるスマートハウスに住んでみての満足度は85.8%(「大変満足している」34.4%、「満足している」51.4%)で、前回調査時の91.4%(同45.7%、45.7%)から5.6ポイント減少。ZEHに住んでみての満足度も83.8%(同48.5%、35.4%)で、前回調査時の89.7%(同49.4%、40.2%)から5.9ポイントの減少となった。 スマートハウスまたはZEHに満足し経済的なメリットを感じた135人に、具体的な経済的(光熱費)メリットを聞いたところ、光熱費が下がった金額の平均は、月額7,237円だった(図2)。
| ※1 | スマートハウスに関する設問においては、調査対象者に、「スマートハウスは、下記4点の組み合わせにより構成される」との定義を記載 1. 省エネ(省エネ等級4またはトップランナー基準または次世代省エネ基準をクリアしていること) 2. 創エネ(太陽光発電・家庭用燃料電池エネファームなどの自家発電装置を使用していること) 3. 畜エネ(鉛・リチウムイオン・PHVなどの電気をためておける仕組みがあること、または、現在研究開発中であることを言及できること) 4. HEMS(ITを使ってエネルギーを集中コントロールする機器で電気の利用状況が可視化されていること) |
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| ※2 | ZEHに関する設問においては、調査対象者に「建築・設備によって減少したエネルギー消費量と、太陽光発電を代表とする住宅や設備によって創りだされたエネルギーの合計がその建物で消費される標準のエネルギー量と等しい、または多い住宅」との定義を記載 |

※(株)リクルート住まいカンパニー 「2016年注文住宅動向・トレンド調査」