トップ>不動産トピックス>不動産会社を選ぶポイントは「写真の点数が多い」が最多
不動産情報サイト事業者連絡協議会(RSC)はこのたび、「不動産情報サイト利用者意識アンケート」調査結果を発表した。不動産情報サイトの利用実態とその推移を調査するために年1回実施しており、今回は14回目。平成28年3月15日~5月15日の間に、一般消費者向けにインターネット上でアンケート調査を行い、不動産情報サイト(携帯・スマートフォンサイトを含む)での物件検索経験者1,433人(男性32.6%、女性67.4%)の有効回答を得たもの。
インターネットでの物件検索後、不動産会社に物件の問い合わせ・訪問・契約をしたかどうかを聞いたところ、「問い合わせをしたが訪問していない」が13.5%(売買物件検索者11.8%、賃貸物件検索者14.8%)、「訪問したが契約はしていない」が36.6%(同48.6%、27.1%)、「訪問し問い合わせをした物件を契約した」が19.6%(同18.1%、20.8%)、「訪問し問い合わせをした物件以外を契約した」が7.5%(同4.6%、9.9%)となり、合わせると8割弱が、実際に不動産会社に物件の問い合わせをしたことが分かった。
また、物件を契約した389人に問い合わせた不動産会社数・物件数を聞いたところ、不動産会社数は平均3.3社(同3.6社、3.2社)で(図1)、物件数は平均6.2件(同6.4件、6.0件)だった。
※不動産情報サイト事業者連絡協議会(RSC) 「『不動産情報サイト利用者意識アンケート』調査結果」
物件を契約した人を対象に、問い合わせ・訪問時に不動産会社を選ぶ際のポイントを複数回答で聞いたところ、最も多いのは「写真の点数が多い」80.7%(売買物件契約者74.3%、賃貸物件契約者84.5%)で(図2)、次いで「ほかにもたくさんの物件を掲載している」44.0%(同40.3%、46.1%)、「店舗がアクセスしやすい場所にある」39.1%(同31.3%、43.7%)の順となった。「特にポイントとなるもの」を単一回答で聞いても、最多は「写真の点数が多い」43.4%(同35.4%、48.2%)だった。
※不動産情報サイト事業者連絡協議会(RSC) 「『不動産情報サイト利用者意識アンケート』調査結果」