トップ>不動産トピックス>主婦の半数近くが「外出時に施錠しないことがある」
(株)LIXILはこのたび、「防犯意識と実態調査」の結果を発表した。東京都・大阪府・愛知県の20代~60代の主婦1,500人(各エリア500人ずつ、各年代100人ずつ)を対象として、平成28年9月10~12日に、防犯意識や施錠の実態についてインターネット調査を実施したもの。
外出時の施錠について単一回答で聞いたところ、「必ず施錠する」と回答した人の割合は52.3%だった。一方、「施錠しないことがある」は47.7%で半数近くにのぼり、そのうち5分以内の外出時に施錠しないことがある人は15.7%、5分以上の外出時に施錠しないことがある人は31.9%だった。
無施錠で出かけることがあると答えた715人を対象に、どの程度の外出であれば無施錠で出かけるかを単一回答で聞いたところ、最も多いのは「近所のゴミ捨て場まで(5分以内程度)」(33.0%)で(図1)、次いで「出勤などの外出まで(半日以内程度)」(12.9%)、「近くのコンビニまで(10分以内程度)」(11.3%)の順となった。同社では「主婦にとって5分以内程度のゴミ捨てなら無施錠で外出というのは、日常的なことのようだ」としている。
無施錠で出かける理由(複数回答)は、「すぐ戻ってくるつもりだから」(47.3%)が最も多く、次いで「これまで空き巣等の犯罪に巻き込まれたことがないから」(27.8%)、「安全な地域に住んでいると思うから」(23.2%)の順となった。
※(株)LIXIL 「防犯意識と実態調査」
自分の防犯意識について単一回答で聞いたところ、6割超が「高い」(「高い」12.9%、「まあ高い」49.6%)と回答した。
普段、防犯対策として行っていることを複数回答で聞いたところ、最も多いのは「施錠の確認を行う」(64.0%)で(図2)、次いで「近所の人とあいさつをする」(55.5%)、「窓を開けて寝ない」(36.3%)の順となった。
同社では「鍵をかけることを一番意識しているにもかかわらず、ゴミ捨てなどの短い外出には鍵をかけずに出かけてしまいがちのようだ」と指摘している。
※(株)LIXIL 「防犯意識と実態調査」