トップ>不動産トピックス>不動産のトレンド用語、最も分からない人が多いのは「レインズ」
「HOME'S」を運営する(株)ネクストはこのたび、「意外と知られていない不動産トレンド用語ランキング」を発表した。住み替えを検討している18~59歳の男女(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、愛知県、大阪府、兵庫県、京都府、福岡県、北海道、宮城県、広島県在住者)を対象としてインターネット調査を行い、1,855人の有効回答を得たもの。
「住まいに関連する用語」について知っているかどうかを複数回答で聞いたところ、「分からない」人が最も多かったのは、「レインズ」(76.3%)で、次いで「ホームインスペクション」(73.9%)、「スケルトン・インフィル」(73.2%)、「コーポラティブハウス」(69.9%)、「瑕疵(かし)保証」(62.5%)の順(表)。不動産用語22ワードのうち10ワードについて、5割以上の人が「分からない」と回答する結果となった。
最も知られていない「レインズ」※は、「Real Estate Information Network System」の略で、不動産物件情報交換のためのコンピュータネットワークシステムを指す。また、知られていない2位の「ホームインスペクション」※は、住宅の状態や品質を把握するための診断のこと。同社では、いずれも不動産の取引において重要な用語だと指摘している。
※レインズについては、当サイト「不動産基礎知識:売るときに知っておきたいこと:2.相場を知る:指定流通機構(レインズ)とは」を参照。
※ホームインスペクションについては、当サイト「話題の不動産キーワード:VOL.5 ホームインスペクション」を参照。
※その他の不動産用語は、当サイトの「不動産用語集」のほか、「話題の不動産キーワード」や「消費税特集」などを参照。
※(株)ネクスト 「意外と知られていない不動産トレンド用語ランキング」
性別・年代別で知られていない用語を比較してみたところ、全体で1位となった「レインズ」は、男性18~29歳(96人)では5位だった。全体3位の「スケルトン・インフィル」は、「男性において上位に挙がっているケースが多い」という。また、「DINKS」(共働きで子どもを持たない夫婦)は、「30代以下の若い層に知られていないという結果」になったという。