トップ>不動産トピックス>住宅取得検討者の7割超が平成26年度下半期は「買い時」と考える
住宅金融支援機構はこのたび、「平成26年度下半期における住宅市場動向について」を発表した。一般消費者(平成26年10月1日以降に住宅取得を検討している25~59歳の男女)、住宅事業者(フラット35の利用があった事業者)、ファイナンシャルプランナー(セミナー等の同機構業務協力者)それぞれに対して、今後の住宅市場に関するアンケート調査を実施し、結果を取りまとめたもの。一般消費者については平成26年8月にインターネット調査を実施し1,287件の有効回答を得た。住宅事業者とファイナンシャルプランナーについては平成26年7~8月にヒアリング・郵送等による調査を実施し、それぞれ756件、54件の有効回答を得た。
住宅事業者に「平成26年度下半期の受注・販売等の見込み」を単一回答で聞いたところ、最も多かったのは「平成26年度上半期と同程度」(44.7%)だったが(図1)、「平成26年度上半期と比べて増加」も41.1%を占め、「平成26年度上半期と比べて減少」は14.2%にとどまった。
「平成26年度上半期と比べて増加」するという要因を複数回答(3つまで回答可・総数309件)で聞いたところ、最も多かったのは「次の消費税率引き上げ(8%→10%)前の駆け込み」(70.9%)で、次いで「住宅ローン金利の低水準」(40.5%)、「消費税率引き上げ(5%→8%)後の反動減からの回復」(28.5%)の順となった。一方、「平成26年度上半期と比べて減少」するという要因(複数回答・3つまで回答可・総数107件)は、「消費税率引き上げ(5%→8%)後の反動減の継続」(54.2%)、「建築資材価額の上昇等の影響」(33.6%)、「次の消費税率引き上げ(8%→10%)を見据えた生活不安」(29.9%)の順だった。

※住宅金融支援機構 「平成26年度下半期における住宅市場動向について」より抜粋
一般消費者に対して「これから半年以内(平成26年10月~平成27年3月は住宅の買い時だと思うか」を単一回答で聞いたところ、「買い時だと思う」が72.3%を占め(図2)、「買い時だと思わない」(27.7%)を大きく上回った。買い時だと思う理由(複数回答・3つまで回答可・総数930件)は、「住宅ローン金利が低いから」(64.3%)が最も多く、次いで「今後消費税率が10%に引き上げられる予定だから」(49.4%)、「今後住宅ローン金利が上がると思うから」(27.4%)の順だった。
また、ファイナンシャルプランナーに同じ質問をしたところ、「買い時」と考えている割合は72.2%(「買い時」31.5%、どちらかと言えば買い時」40.7%)となり、「買い時ではない」と考えている割合は3.7%(「買い時ではない」0%、「どちらかと言えば買い時ではない」3.7%)にとどまった。「買い時」または「どちらかと言えば買い時」とする要因を複数回答(3つまで回答可・総数39件)で聞いたところ、「住宅ローン金利の低水準」(92.3%)が最も多く、次いで「次の消費税率引き上げ(8%→10%)前であること」(41.0%)、「金利先高観」(25.6%)の順となった。

※住宅金融支援機構 「平成26年度下半期における住宅市場動向について」より抜粋して作成