トップ>不動産トピックス>マイホーム購入の際に重視するポイントは「価格」が最多、約8割が新築物件を検討
大成建設ハウジング(株)はこのたび、「マイホーム購入に関する意識調査」の結果を発表した。全国の将来マイホームの購入を検討している20~69歳の既婚男女を対象として、平成26年7月2~3日に調査を実施し、600人の有効回答を得たもの。
マイホームの購入を検討している理由を複数回答で聞いたところ、最も多いのは「現在の住まいが手狭になったから」(31.2%)で、次いで「資産になるから」(26.0%)、「子どもができたから」(22.2%)の順となった。
マイホームをいつごろ購入しようと検討しているかを聞いたところ、最も多いのは「5年~10年未満」(18.5%)で、次いで「2年~3年未満」(18.2%)、「1年~2年未満」(14.7%)の順。
マイホーム購入時期について「1年未満」「1年~2年未満」と回答した171人に、マイホーム購入を検討するにあたって、平成27年10月に消費税が10%(予定)になることを意識しているか聞いたところ、77.2%が増税を意識している(「とても意識している」40.9%、「まあまあ意識している」36.3%)ことが分かった。
また、マイホームを購入する際に重視するポイントを複数回答(5つまで選択可)で聞いたところ、最も多いのは「価格」(62.2%)で、次いで「耐震性能」(59.7%)、「間取り」(54.0%)の順となった(図1)。
※大成建設ハウジング(株) 「マイホーム購入に関する意識調査」
マイホームを購入する際に、中古か新築かどちらの購入を検討しているかを聞いたところ、新築物件検討者は80.9%(「新築物件」41.2%、「どちらかというと新築物件」39.7%)に上った(図2)。住宅タイプ別に見ると、一戸建て検討者のうち、新築物件検討者は88.3%(同54.3%、34.0%)だったが、マンション購入検討者では73.3%(同28.0%、45.3%)となり、「マンションよりも一戸建てを検討している人が新築にこだわっている」と同社では見ている。
「どちらかというと中古物件」「中古物件」と回答した中古物件検討者(115人)に、築年数を気にするか聞いたところ、最も多かったのは「まあまあ気にする」(57.4%)で、「とても気にする」(19.1%)と合計すると、76.5%が築年数を気にしていることが分かった。同社では、「中古物件を検討していてもやはり築年数は気になるという人が多い」としている。
※大成建設ハウジング(株) 「マイホーム購入に関する意識調査」