トップ>不動産トピックス>一人暮らしの部屋の希望、家賃「4万円以下」が倍増、部屋タイプ「ワンルーム」は微増
(公社)全国宅地建物取引業協会連合会(以下、全宅連)及び(公社)全国宅地建物取引業保証協会(全宅保証)はこのたび、「一人暮らしに関する意識調査」の結果を発表した。一人暮らしについて平成24年12月28日~平成25年2月28日の間にインターネット調査を行い、全国から1万4,234件の有効回答を得たもの。
若年層(10代後半から20代前半)の実家を離れた一人暮らしの賛否を聞いたところ、81.9%が「賛成」と回答した。その理由は、「自立心が高まる」が62.1%で最も多く、次いで「社会性を身につける」(26.2%)となった。「反対」は18.1%で、理由は「経済的に無理」(43.5%)が最も多かった。
部屋の希望タイプを聞いたところ、最も多いのは「1DK」(29.1%)で、次いで「1LDK」(21.3%)、「1K」(20.7%)の順だった(図1)。前年度(平成24年度)調査と順位は変わらず、「全体的に広さを求めない傾向は変わらなかった」が、「ワンルーム」は前年度の18.4%から20.3%へと上昇しており、全宅連では「経済性と両立することを考える現実的な判断」だと見ている。
家賃の希望額は、「4万円以下」(45.7%)が最も多く、前年度の21.7%から倍増する結果となった。次いで、「4~5万円」(25.0%)、「5~6万円」(18.2%)の順となり、合計すると43.2%が4~6万円の幅での家賃を希望していることが分かる。

※(公社)全国宅地建物取引業協会連合会・(公社)全国宅地建物取引業保証協会 「一人暮らしに関する意識調査」
部屋探しで重視する条件を複数回答で聞いたところ、「家賃の額」(29.4%)が前年度と同様に最も多く、次いで「通勤通学の時間」(18.7%)、「部屋の間取り広さ」(11.2%)の順となった。前年度3位だった「建物の警備・セキュリティー」は今年度では4位(10.9%)と、3位と4位が入れ替わったが、その差は0.3ポイントとわずかだった。
重視する環境(複数回答)としては、「商店やスーパーなど買い物施設が近い」(27.2%)、「最寄り駅が近い」(22.0%)、「学校・職場に近い」(20.3%)の順となった。これらは、例年通りのトップ3を占めている。
重視する部屋の設備を複数回答(3つまで選択可)で聞いたところ、最多は「エアコン付き」(15.6%)で、次いで「トイレとバス(風呂)の分離」(14.1%)、「収納スペースが広い」(11.0%)の順(図2)。「エアコン付き」(前年度15.0%)と「トイレとバス(風呂)の分離」(同15.6%)は、前年度から順位が逆転した。「駐車場がある」(3.1%)が2年連続で減少する一方、「駐輪場がある」(1.3%)は2年連続で上昇していることから、全宅連では「都会を中心としたクルマ離れと自転車を積極的に活用する流れは変わっていないことをうかがわせる」と見ている。

※(公社)全国宅地建物取引業協会連合会・(公社)全国宅地建物取引業保証協会 「一人暮らしに関する意識調査」より抜粋