トップ>不動産トピックス>洗面化粧台の不満は「収納スペース」、混み合う時は約4割の家庭で「取り合い」に
(株)LIXILはこのたび、「洗面化粧台に関する意識調査」の結果を発表した。平成24年10月11~12日に、東京都に住む小学校高学年(4~6年生)から中学生の子どもを持つ母親を対象としてインターネット調査を行い、1,032人(小学校高学年の娘258人、中学生の娘258人、小学校高学年の息子258人、中学生の息子258人)の有効回答を得たもの。
朝の支度時に子どもが洗面化粧台を利用する時間について聞いたところ、全体では平均6.4分となった。男女で比較すると、男子は平均4.9分、女子は平均7.9分で、3分の差があった。年齢別に見てみると、小学校高学年の息子が平均4.0分と最も短く、中学生の娘が平均9.3分と最も長い。母親の利用時間についても聞いたところ、平均は10.2分で、「中学生の娘の平均利用時間9.3分が母親の平均利用時間10.2分に迫る結果」となった。
自宅の洗面化粧台の満足度について聞いたところ、全体の39.2%が「満足していない」と回答し、特に中学生の娘を持つ家庭では41.5%と不満派が増える結果となった。「満足していない」と回答した人に、どのように変えたいかを複数回答で聞いたところ、最も多いのは「収納スペースを広くしたい」(65.2%)で、次いで「物を整理整頓しやすいデザインにしたい」(58.5%)、「洗面化粧台の幅を広くしたい」(45.7%)の順となった(図1)。
※(株)LIXIL 「洗面化粧台に関する意識調査」
洗面化粧台が混み合う時に、家族で洗面化粧台の取り合いになることがあるかを聞いたところ、全体では40.2%が「ある」と回答しており、「娘がいる家庭(44.2%)では、息子がいる家庭(36.2%)よりも、取り合いが生じている割合が高かった」。
取り合いになることがあると回答した人に、優先権があるのは誰かを聞いたところ、最も多かったのは「子ども」(45.3%)で、次いで「父親」(24.6%)、「母親」(24.1%)の順(図2)。中学生の娘がいる家庭では「子ども」との回答が62.6%と、約6割を占めている。
洗面化粧台がもう一台欲しいかを聞いたところ、全体の17.1%が「欲しい」と回答。その理由を複数回答で聞いたところ、最も多かったのは「朝の混雑を避けたい」で、71.0%を占めた。
※(株)LIXIL 「洗面化粧台に関する意識調査」