トップ>不動産トピックス>注文住宅は「住宅展示場で」、分譲住宅は「不動産業者で」工務店や住宅を見つける
国土交通省はこのたび、「平成23年度 住宅市場動向調査報告書」を公表した。住宅の建設、購入、リフォーム等の実態把握・分析を行い、今後の住宅政策の企画立案の基礎資料とすることを目的に、平成13年度より継続して実施しているもの。
今回はその中から、注文住宅(調査期間:平成23年11月11日~12月28日、調査数:954件)、分譲住宅(同平成23年11月11日~12月28日、調査数:567件)の購入に関する調査結果について紹介する。
世帯主の年齢を見ると、注文住宅・分譲住宅ともに30歳代が最も多かった。特に分譲住宅では52.3%と半数を占め、注文住宅でも39.3%と4割近くを占めている。平均年齢は、注文住宅では44.8歳、分譲住宅では39.1歳だった。
世帯年収を見ると、注文住宅では「400万~600万円」が30.1%と最も多く、次いで「600万~800万円」が24.4%、「400万円未満」が18.0%を占めており、平均は651万円。分譲住宅では、「400万~600万円」(36.5%)、「600万~800万円」(25.4%)、「800万~1,000万円」(13.9%)の順で、平均は640万円となった。
住宅の建築、購入に要した資金総額の平均は、注文住宅(土地購入資金を含む)では4,154万円、分譲住宅では3,807万円となった(図1)。資金総額に占める自己資金比率を見ると、注文住宅では37.3%、分譲住宅では28.7%となっている。

※住宅建築費と土地購入資金の合計
※国土交通省 「平成23年度 住宅市場動向調査報告書」より抜粋
工務店や住宅メーカー、購入した住宅を見つけた方法を複数回答で聞いたところ、注文住宅で最も多かったのは「住宅展示場で」(54.1%)で、次いで「知人等の紹介で」(25.6%)、「自身や親族・知人の勤め先で」(16.8%)の順となった(図2)。一方、分譲住宅では、「不動産業者で」(35.1%)が最も多く、次いで「新聞等の折り込み広告で」(31.6%)、「現地を通りがかった」(29.5%)の順だった。
他に検討した住宅を複数回答で聞いたところ、最も多かったのは、注文住宅で「新築一戸建て(注文)」(72.0%)、分譲住宅で「新築一戸建て(分譲)」(71.5%)と、「今回建築・購入した住宅と同じ種類の住宅を検討している場合が最も多い」結果となった。
省エネ設備の整備状況を直前の住宅と比較してみると、「二重サッシ」は注文住宅で82.5%(直前の住宅11.3%)、分譲住宅で54.0%(同5.5%)と、増加幅が大きい。また、「太陽光発電」は注文住宅で29.8%(同0.1%)と3割弱に達し、分譲住宅では8.1%(同0.9%)だった。

※国土交通省 「平成23年度 住宅市場動向調査報告書」より抜粋