トップ>不動産トピックス>住まい探しで眺望を気にするのは約6割、東京スカイツリーより東京タワーが人気
アットホーム(株)はこのたび、「“東京スカイツリーVS東京タワー 住まいの眺望に関するアンケート”調査」を発表した。東京23区の賃貸住宅に居住する20~40代の男女300人ずつ、計600人を対象として、平成23年11月26~28日にインターネット上でアンケート調査を行ったもの。
「東京スカイツリーと東京タワー、どちらが好きか」を聞いたところ、「東京タワー」と答えた人の割合は48.0%(男性44.0%、女性52.0%)となり、「東京スカイツリー」の16.5%(同23.3%、9.7%)を上回った。また、「わからない」との回答は35.5%(同32.7%、38.3%)だった。ちなみに、「東京のシンボルと言えばどちらだと思うか」との問いには「東京タワー」(77.5%)に、「世界に誇れるのはどちらだと思うか」との問いには「東京スカイツリー」(58.0%)に、それぞれ軍配が上がった。
「自宅から『東京スカイツリー』もしくは『東京タワー』の夜景が見えると、物件の価値が上がると思うか」を聞いたところ、「東京スカイツリー」の場合は60.8%(同51.7%、70.0%)が、「東京タワー」の場合は62.5%(同52.7%、72.3%)が「はい」と回答した(図1、2)。
「自宅から『東京スカイツリー』もしくは『東京タワー』のとてもきれいな夜景が見えるとしたら、その夜景は月額家賃にいくらプラスする価値があると思うか」を聞いたところ、「東京スカイツリー」の場合は平均7,176円(同5,821円、8,531円)、「東京タワー」の場合は平均9,233円(同7,475円、10,990円)となった。男女別に見ると、双方とも女性の方が男性よりも「価値が高い」と考えていることがわかる。なお、この結果は金額の記載があった回答の平均値であり、0円との回答も全体の約3割を占めているという。
※アットホーム(株) 「“東京スカイツリーVS東京タワー 住まいの眺望に関するアンケート”調査」
「住まい探しの際、眺望はどれくらい気にするか」を聞いたところ、「とても気にする」が14.8%(同12.0%、17.7%)、「少し気にする」が44.2%(同42.6%、45.6%)と、全体の約6割が「気にする」と回答した(図3)。「気にする」と答えた354人に「気にするのは、良い眺望と悪い眺望どちらか」を聞いたところ、「悪い眺望でないか気にする」との回答が6割超(「悪い眺望でないかとても気にする」14.7%、「悪い眺望でないか少し気にする」49.2%)と、「良い眺望が見えるか気にする」を上回る結果となった(図4)。
※アットホーム(株) 「“東京スカイツリーVS東京タワー 住まいの眺望に関するアンケート”調査」