トップ>不動産トピックス>平成23年上期の東京23区のマンション価格、大型タイプで10%以上の下落
(財)日本不動産研究所はこのたび、「住宅マーケットインデックス2011年上期」の調査結果を発表した。
東京23区の賃貸及び分譲マンションの半期ごとの賃料※1・価格・平均利回りについて、アットホーム(株)、(株)ケン・コーポレーションから提供された事例データに基づき、新築・中古(築10年)別※2、大型・標準・小型※3の各タイプ別、29のエリア別に分析を行っているもの。平成23年上期(1~6月)のデータ数は、賃貸マンションが1万2,834件、新築マンション1万291件が、中古マンションが787件だった。
※1 賃料は支払賃料で、管理費・共益費は含まない
※2 統計的手法で築年数1年当たりの築年補正値を求め、新築・築10年の賃料・価格を査定
※3 専有面積で大型(80㎡以上)、標準(40~80㎡未満)、小型(40㎡未満)に分類
都心5区(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)のマンション価格は、新築・中古ともに、「東日本大震災の影響等から」大型タイプおよび標準タイプは前期比(平成22年度下期)で下落となった(表1)。特に総額が大きい大型タイプは、新築で17.8%、中古で17.0%と下落幅も大きい。小型タイプは安定しており、新築では2.7%上昇し、中古でも「ほぼ横ばいが続いている」。
東京23区のマンション価格も、都心5区と同様に、新築・中古とも大型タイプ・標準タイプは前期比で下落する一方、小型タイプは新築で3.7%、中古で2.5%上昇している。

※(財)日本不動産研究所 「住宅マーケットインデックス2011年上期」
都心5区のマンション賃料は、新築・中古ともに、前回調査時(平成22年度下期)は全てのタイプにおいて、前期比で上昇していた。しかし今回は、「東日本大震災の影響等から大型タイプ・標準タイプはわずかながら下落に転換」した(表2)。総額が大きい大型タイプの下落幅がやや大きく、新築で2.6%、中古で3.1%となっている。一方、小型タイプは安定しており、新築・中古ともに1.4%の上昇となった。
東京23区のマンション賃料は、新築・中古ともに全てのタイプにおいて、前回調査時は前期比で上昇していたが、今回はわずかながら下落に転じる結果となった。都心5区と同様、総額が大きい大型タイプでは、新築で1.8%、中古で2.4%と、下落幅が大きくなっている。

※(財)日本不動産研究所 「住宅マーケットインデックス2011年上期」