トップ>不動産トピックス>シニア世代の理想の住みかえ先は「都会」、6割弱が子どもとの同居を希望
三井不動産販売(株)はこのたび、「シニア世代の“住みかえ”に関する意識調査」の結果を発表した。定年退職後のセカンドライフを迎えるシニア世代の“住みかえ”の実態を把握するために行ったもので、首都圏(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)に自宅を持ち、住みかえを検討している50~80歳の既婚男女516名を対象として、平成23年8月12~13日に、インターネットによるアンケート調査を実施した。
理想の住みかえ先のイメージに近いのは「都会(利便性の高い駅近物件など)」と「田舎(自然に囲まれたのんびりした物件など)」のどちらかを聞いたところ、「都会」と回答した人が390人(75.6%)と、約4分の3を占めた。
検討中の住みかえエリアを聞いたところ、57.6%が「現在の住まいと同じエリアに住みかえたい」と回答。同社は「住み慣れた現在の住生活環境をあまり変えたくないことがうかがえる」としている。
住みかえを検討している物件のタイプは、理想の住みかえ先のイメージとして「都会」を選択した人の57.7%が「マンション(新築・中古・賃貸含む)」と回答する一方、「田舎」を選択した人の59.5%が「一戸建て(新築・中古・賃貸含む)」と回答している(表1)。
また、住みかえる物件の周りの環境として重要視するものを聞いたところ、最も多かったのは「スーパーなど買い物する店が近くにある」(55.8%)、次いで「電車、バスなど交通の利便性が良い場所」(45.2%)、「最寄駅が近い(徒歩5分以内)」(40.7%)となった(表2)。世代別に見ると、「『最寄駅が近い(徒歩5分以内)』はまだ現役である50歳代に重視される傾向にあり、年齢が高くなるにつれて、『病院が近くにある』という条件が重視される」結果となった。

※三井不動産販売(株) 「シニア世代の“住みかえ”に関する意識調査」
子どもとの同居については、「既に一緒に住んでいる」が25.6%、「一緒に住むことを検討している」が7.4%、「機会があれば一緒に住みたいと思う」が24.4%と、合計すると57.4%が希望していることがわかった(表3)。しかし世代別に見ると、「男女ともに年齢が高くなるにつれて、『既に一緒に住んでいる』割合が小さく」なり、「『一緒に住みたいとは思わない』傾向が高くなる」という。また、70歳以上では、50.0%が「一緒に住みたいとは思わない」と回答している。

※三井不動産販売(株) 「シニア世代の“住みかえ”に関する意識調査」