トップ>不動産トピックス>平成22年度の住宅相談は2万75件、「リフォームに関する相談」が前年度比57%増
(財)住宅リフォーム・紛争処理支援センターはこのたび、平成22年度の「住宅相談と紛争処理の状況」を発表した。同センターが受け付けた相談について、件数や内容等をまとめたもの。
同センターでは、平成22年6月1日より、相談サービスを積極的に活用してもらうため、ナビダイヤル(0570-016-100)を導入している。
平成22年度における住宅相談の件数は、2万75件だった(図1)。前年度(平成21年度)の2万3,232件から減少しているが、これは「住宅エコポイントに関する相談」の件数が減少したためで、「住宅エコポイントに関する相談」を除くと増加している。特に、「新築住宅不具合等相談」は前年度比45%増、「リフォームに関する相談」は同57%増と、高い伸び率となった。
また、相談のうち、不具合や契約上のトラブルが生じている件数は9,102件となり、前年度の6,380件から大きく増加した。

※(財)住宅リフォーム・紛争処理支援センター 「住宅相談と紛争処理の状況CHORD REPORT2011」
相談における不具合の内容を見てみると、一戸建て住宅では、「屋根からの雨漏り」が最も多く、6.7%となっている(表1)。次いで「外壁のひび割れ」(5.5%)、「外壁からの雨漏り」(4.7%)となり、「雨漏りやひび割れに関する相談が多い」。共同住宅(長屋建を含む)では、最も多いのが「外壁のはがれ」で4.6%、次いで「内壁のひび割れ」「給水・給湯配管からの漏水」(ともに4.5%)となった(表2)。
相談者のうち、38%は「明確な解決希望がなく、どのようにしたらよいかなどのアドバイスを求めているケースが多い」という。一方、62%は解決希望があり、内訳は「修補」(53%)、「損害賠償」(10%)、「契約解消」(8%)、「修補と損害賠償」(6%)、「工事代金支払い」(3%)、「その他」(20%)となっている。
| 第1位 | 屋根からの雨漏り | 6.7% |
|---|---|---|
| 第2位 | 外壁のひび割れ | 5.5% |
| 第3位 | 外壁からの雨漏り | 4.7% |
| 第4位 | 内壁のひび割れ | 4.1% |
| 第5位 | 基礎のひび割れ | 4.0% |
| 第1位 | 外壁のはがれ | 4.6% |
|---|---|---|
| 第2位 | 内壁のひび割れ | 4.5% |
| 第2位 | 給水・給湯配管からの漏水 | 4.5% |
| 第4位 | 床の変形 | 4.3% |
| 第5位 | 屋根からの雨漏り | 3.9% |
※不具合のある相談件数に対する割合(一戸建て住宅・共同住宅とも)、複数回答
※(財)住宅リフォーム・紛争処理支援センター 「住宅相談と紛争処理の状況CHORD REPORT2011」