トップ>不動産トピックス>首都圏中古マンション・中古一戸建ての成約価格、前月比で上昇に転じる
(財)東日本不動産流通機構はこのたび、平成23年5月度の月例マーケットウオッチを発表した。首都圏(東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県)の中古マンション、中古一戸建て、新築一戸建て、土地について、5月末時点の成約、新規登録、在庫の状況を価格帯や地域ごとにまとめたもの。
5月度の首都圏における中古マンションの成約価格は、平均2,531万円(図1)。前年同月と比べると0.5%下落だが、前月と比べると1.1%上昇となり、前月比では3ヶ月ぶりに上昇に転じた。
成約件数は2,251件(前年同月比10.7%減)で、前年同月と比べると、大震災が発生した3月から3ヶ月連続して2ケタ減となっていたが、減少幅は徐々に縮小して緩やかになっている。都県別に見ると、千葉県では減少幅が2割台に拡大しているものの、東京都では1割台、埼玉県、神奈川県では1割未満と、縮小する結果となった。成約物件の平均専有面積は65.09㎡で、平均築年数は18.19年だった。
新規登録件数は14,198件(同25.9%増)と、14ヶ月連続で前年同月を上回っており、2割台の増加率で推移している。平均価格は2,829万円(同3.8%増)で、2ヶ月連続での上昇となった。

※(財)東日本不動産流通機構 「2011(平成23)年05月度 月例マーケットウオッチ」
首都圏における中古一戸建ての成約価格は、平均2,964万円で、前年同月と比べると1.2%、前月と比べても5.2%上昇し、前月比で5ヶ月ぶりの上昇となった(図2)。
成約件数は851件(同7.4%減)で、中古マンションと同様、前年同月と比べると3月から2ヶ月連続して2ケタ減となっていたが、5月度は1ケタ減となり、減少幅の縮小が続いている。都県別に見ると、埼玉県では2ヶ月連続で成約件数が前年同月を上回る結果となった。成約物件の平均土地面積は150.20㎡で、平均建物面積は105.56㎡、平均築年数は18.44年だった。
新規登録件数は5,200件(同6.9%増)で、2ヶ月連続で前年同月より増加。平均価格は3,923万円(同1.6%減)で、前月の4,013万円から下落している。

※(財)東日本不動産流通機構 「2011(平成23)年05月度 月例マーケットウオッチ」