トップ>不動産トピックス>首都圏・関西圏の住んでみたい街は「吉祥寺」「芦屋」、交通利便性が高い評価に
MAJOR7はこのたび、「第13回マンショントレンド調査」の結果を発表した。MAJOR7は、8社(住友不動産(株)、(株)大京、東急不動産(株)、東京建物(株)、藤和不動産(株)、野村不動産(株)、三井不動産レジデンシャル(株)、三菱地所(株))が共同で運営する新築マンションポータルサイト。今回の調査は、平成22年6月7日~7月4日の間に、現住所が首都圏・関西圏の新築マンション購入意向者を対象として「住んでみたい街アンケート」をインターネット上で実施したもの。首都圏4,501人(男性2,890人、女性1,611人)、関西圏851人(男性539人、女性312人)の回答を得た。
首都圏の住んでみたい街トップ3は、1位「吉祥寺」、2位「自由が丘」、3位「横浜」となった(表1)。「吉祥寺」は3年連続での1位。選んだ理由を尋ねたところ、上位の街では共通して、交通の利便性、生活の利便性、商業施設・飲食店の充実が挙げられた。
7位の「鎌倉」までの順位は昨年と同じだったが、「神楽坂」が16位から9位、「麻布十番」が22位から14位、「武蔵小杉」が35位から16位と、それぞれ順位を上げている。
また、今後発展してさらに暮らしやすくなりそうだと思う街トップ3は、1位「東京スカイツリーの建設が進む押上、墨田周辺エリア」、2位「駅前大規模再開発、商業ビルがオープンした二子玉川周辺エリア」、3位「再開発、商業ビルのオープンが続く五反田、大崎、品川周辺エリア」(表2)で、「東京スカイツリーに対する期待感、知名度の高さがうかがえる結果」となった。
1位 | 吉祥寺 |
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2位 | 自由が丘 |
3位 | 横浜 |
4位 | 二子玉川 |
5位 | 恵比寿 |
6位 | 広尾 |
7位 | 鎌倉 |
8位 | 目黒 |
9位 | 神楽坂 |
10位 | 中目黒 |
1位 | 東京スカイツリーの建設が進む 押上、墨田周辺エリア |
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2位 | 駅前大規模再開発、商業ビルがオープンした 二子玉川周辺エリア |
3位 | 再開発、商業ビルのオープンが続く 五反田、大崎、品川周辺エリア |
4位 | 高層マンション群の建設が進む 武蔵小杉周辺エリア |
5位 | ららぽーとがオープン、マンション建設が続く 豊洲周辺エリア |
※MAJOR7 「第13回マンショントレンド調査」
関西圏の住んでみたい街トップ3は、1位「芦屋」、2位「西宮」、3位「神戸」となった(表3)。「芦屋」は平成17年の調査開始以来6年連続首位で、「依然として圧倒的な人気」。トップ5はすべて兵庫県下の街がランクインする結果となった。選んだ理由としては、トップ3のすべてで「交通の便がよいから」が選択理由のトップに挙げられ、「『通勤に便利』を含めた交通利便性が高く評価されている傾向が見られる」。
昨年と比べると、「千里中央」が10位から6位、「茨木」が14位から8位、「箕面」が19位から14位、「天王寺」が23位から15位と、大阪府の街が順位を上げている。
また、今後発展してさらに暮らしやすくなりそうだと思う街トップ3は、1位「西宮ガーデンズのある西宮北口駅周辺エリア」、2位「百貨店や高層マンションの建設が進む大阪・梅田エリア」、3位「交通の便がよく、駅前再開発も進む千里中央周辺エリア」となった(表4)。
1位 | 芦屋 |
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2位 | 西宮 |
3位 | 神戸 |
4位 | 夙川 |
5位 | 岡本 |
6位 | 千里中央 |
7位 | 梅田 |
8位 | 茨木 |
9位 | 京都 |
10位 | 三宮 |
1位 | 西宮ガーデンズのある 西宮北口駅周辺エリア |
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2位 | 百貨店や高層マンションの建設が進む 大阪・梅田エリア |
3位 | 交通の便がよく、駅前再開発も進む 千里中央周辺エリア |
4位 | 「水都OSAKA水辺のまち再生プロジェクト」として 街づくりが進む中之島周辺エリア |
5位 | 阿倍野駅周辺の大型再開発が進む 天王寺エリア |
※MAJOR7 「第13回マンショントレンド調査」