トップ>不動産トピックス>シングル男女の賃貸住宅の必須設備は「エアコン」、なくて後悔したのは「追い焚き機能」
(株)リクルートはこのたび、「賃貸の設備・仕様に関する調査」の結果をランキング形式で発表した。平成21年12月25~26日に、首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)在住の20~30代の一人暮らしの賃貸住宅居住者を対象に、「絶対欲しい」「なくてもいい」設備・仕様についてインターネット調査を行い、206人の回答を得たもの。
「付いていて当たり前・付いていない部屋は借りない」と思う設備・仕様について聞いたところ、1位「エアコン」(78.6%)、2位「バス・トイレ別」(65.5%)、3位「クローゼット」(57.8%)という結果になった。
男女別に見てみると、女性は「2階以上」、「エアコン」、「クローゼット」が男性よりそれぞれ約15%以上高く、同社では「女性は安全性・快適性といった暮らしやすさに強いこだわりがある」と分析している(表1)。
表1:「付いていて当たり前」・「付いていない部屋は借りない」と思う設備・仕様(複数回答)
※(株)リクルート 「賃貸の設備・仕様に関する調査」より抜粋
「付いていなくて後悔した」と思う設備・仕様について聞いたところ、1位「追い焚き機能」(19.4%)、2位「バス・トイレ別」(18.0%)、3位「洗浄機能付き便座」(14.6%)という結果になった(表2)。同社では「水まわりは毎日使うところだけに、日々生活していくうえで不便さが積もり積もって、後悔に至っている人が多いようだ」と見ている。
また、「家賃が高くなるなら、なくてもいい」設備・仕様について聞いたところ、1位「床暖房」(67.5%)、2位「IHクッキングヒーターのキッチン」(54.9%)、3位「管理人さんがいる」(52.9%)という結果になった(表3)。
※(株)リクルート 「賃貸の設備・仕様に関する調査」より抜粋