トップ>不動産トピックス>家があたたかいのは「日当たりがよいから」、近所で気になる音は「騒音」と「人の声」
トステム(株)は、このたび全国の20~60代の既婚男女520人を対象に行った「家のぬくもり調査」の結果を発表した。平成21年11月28日~29日にインターネット上でアンケートを実施したもの。
「あなたの“家”は、『あたたかい家』ですか?それとも『さむい家』ですか?」(実際の室温や体感温度について)との問いには、78.1%が「あたたかい家」と回答した。理由は、「日当たりがよいから」が66.3%で最も多く、次いで「暖房がよく効くから」が35.5%となった。逆に、「さむい家」と回答したのは21.9%。理由は、「古い住宅だから(隙間風などが入る)」が35.1%で最も多く、次いで「日当たりが悪いから」、「暖房があまり効かないから」がともに30.7%だった(図1)。
同社は、「日当たりは“家”をあたためる重要な要素だが、古い家は隙間風が入り、やはりさむいということが分かる」としている。
図1:「あたたかい家」「さむい家」の理由は何ですか?(複数回答可)
※トステム(株) 「家のぬくもり調査」より抜粋
「近所から聞こえる音」と「家の中の音」について聞いたところ、「“近所から聞こえる音”で、『聞こえると気になる』または『聞きたくない』“音”」は「工事の音」(60.8%)や「車・バイクなどの音」(60.0%)など、いわゆる騒音が気になるとの回答が多かった。「喧嘩の声」(56.5%)や「酔っ払いの声」(48.1%)、「子どもを叱る声」(46.2%)など、人の声が気になるとの回答も半数近くに上った(図2)。
また、「“家の中の音”で『外に(近所などに)聞かれたくない』“音”」で最も多かったのは「喧嘩の声」で64.4%、次いで「子どもを叱る声」が46.9%となった。
図2:「“近所から聞こえる音”で、『聞こえると気になる』または『聞きたくない』“音”」は何ですか?(複数回答可)
※トステム(株) 「家のぬくもり調査」より抜粋