トップ>不動産トピックス>既婚サラリーマンの通勤時間(片道)は平均1時間、若い世代ほど短い傾向に
アットホーム(株)はこのたび、11月23日の勤労感謝の日に合わせて行った「『通勤』の実態に関する調査」の結果を発表した。平成21年11月11日から13日の間に、東京都内に通勤する1都3県(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)在住の妻と同居している既婚男性サラリーマン600人(20~50代)を対象として、携帯電話を利用したインターネット上で調査を実施したもの。
調査によると、現在の通勤時間(片道)は、平均では1時間となった。賃貸・持ち家別、年齢別に見ると、持ち家に住んでいる人では、若い世代ほど現在の通勤時間の平均が短いことが分かった(表1)。同社では、「不動産価格の下落により、最近購入したと思われる若い世代ほど都心に近い物件に住めるようになっていることがうかがえる」と分析している。
また、理想の通勤時間についての回答は、最短は0分、最長は1時間30分で、平均すると34分となった。「0分」と回答した人はわずかだったという。
表1:現在の通勤時間(片道)の平均
20代 | 30代 | 40代 | 50代 | |
---|---|---|---|---|
賃貸 | 56分 | 58分 | 62分 | 55分 |
持ち家 | 53分 | 58分 | 59分 | 68分 |
※アットホーム(株) 「『通勤』の実態に関する調査」
会社からの帰宅時間は、平均すると20時45分となった。夫婦一緒に夕食を食べる回数は平均で週3.7回。週に7回(毎日)と回答した人の割合は、全体の16.8%だった。
また、週7回、夫婦一緒に夕食を食べると回答した人の割合を年齢別に見ると、40代が19.5%と最も多いことが分かった(表2)。
表2:「1週間のうち、夫婦一緒に夕食を食べる回数は?」
20代 | 30代 | 40代 | 50代 | 平均 | |
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「7回」と回答した人の割合 | 19.0% | 14.7% | 19.5% | 14.2% | 16.8% |
※アットホーム(株) 「『通勤』の実態に関する調査」