トップ>不動産トピックス>住宅購入時には8割以上が環境性の高さを重視
三井不動産レジデンシャル(株)は10月14日、「環境問題に関するアンケート調査」の結果を発表した。平成21年7月17日~8月17日に、住宅購入検討者を対象としてWEBアンケートを行い、796人の回答を得たもの。
環境対応型設備機器について、全体の39.2%が「是非導入したいと思う」、57.5%が「やや導入したいと思う」と回答しており、合計すると「導入したい」と考えている人の割合は9割を超えることが分かった。
導入を希望する環境対応型設備機器は、「省エネ型家電」(97.5%)、「エコ照明」(89.9%)、「節水型住宅設備」(86.2%)が上位に挙がった(図1)。各設備機器を導入したいと考える理由については、「光熱費(ガス代、電気代)が節約できそう」との回答が、12種類のうち9種類の設備において最も多い結果となった。
図1:導入を希望する環境対応型設備機器等
※三井不動産レジデンシャル(株) 「環境問題に関するアンケート調査」結果
住宅を購入する際に環境性の高さを重視するかどうかについては、全体の26.1%が「重要な検討ポイントとなる」、60.7%が「おそらく検討ポイントとなる」と回答、合計で「検討ポイントとなる」と回答した人の割合は8割を超え、環境性の高さを重視する人が多いことが分かった(図2)。住宅購入時に環境性の高い住まいに魅力を感じるかどうかについては、全体の84.2%が「魅力を感じる」(「非常に魅力を感じる」26.6%、「やや魅力を感じる」57.6%)と回答した。
また、環境性の高い住まいについて、「多少価格がプラスになっても選びたい」と回答したのは21.4%となった。「価格がそれほど変わらなければ選びたい」と合計すると、98.4%もの人が「環境性の高い住宅を選ぶ」と回答した。
図2:住宅購入時の環境性の高さの重視度
※三井不動産レジデンシャル(株) 「環境問題に関するアンケート調査」結果