トップ住まいのトラブル相談室住まい探し体験談オプション契約をしすぎて、予算オーバーに
来春完成予定の新築マンションを購入しました。無事、本契約も済ませたのですが、ほっとする間もなく、やることがいっぱい。先日は、インテリア・オプションの契約会がありました。今、見積もりを眺めながら、お金の算段をしなくては、と頭を抱えています。
モデルルームでは、標準仕様とオプションのマークがそこかしこに貼られていて、こんなにオプションが多いんだな、とわかってはいたのですが、いざ、オプションの説明を受けると、部屋のインテリアや内装と合って見栄えがよくなるからと、いろいろと追加でオーダーしてしまい予算オーバーになってしまったのです。
あとから工事がしにくい床暖房やビルトイン食器洗浄乾燥機などは、はじめから追加するつもりでいたのですが、キッチンの食器棚やカウンター、玄関のタイルを大理石に、エアコン、ビルトイン浄水器などなど、その場で追加注文してしまいました。当日は、インテリアコーディネーターとの打ち合わせもありましたが、提案された家具やカーテンの値段が高く、さすがにこれは自分たちで手配することにしました。
今考えると、食器棚やエアコンは自分たちでゆっくり探してもよかったかな?と後悔しています。量販店に比べると値段も少し割高だった気がします。もうキャンセルはできないので仕方ありませんが、契約会の雰囲気に流されないよう、あらかじめ夫婦でじっくり話し合っておくべきだったと反省しています。
埼玉県・高木さん(仮名)会社員
家族構成/本人(43歳)・妻(40歳)、子ども(10歳、6歳)
新築マンションの場合、完成・入居まで時間があると思っていても、デベロッパー(販売会社)から、ローン契約、設計変更、本契約、オプション説明、内覧会などの案内が次々ときて、その時、その時に判断しなければならないことが案外多いものです。なかでも購入体験者が悩むのは、オプション契約。最近では、標準仕様で取り入れられている設備も多くなりましたが、それでもワンランク上のものに変更するかどうか、ちょっとしたものでも一緒に工事をしてもらったほうがいいのではと考え、実際、契約会でついつい追加発注してしまう人も少なくありません。
オプション契約や仕様変更に関しては、あとになってキャンセルしようとしても、かかった費用、さらには原状回復費用などを請求されることもありますので、安易に考えずに十分検討して契約する必要があります。
必要以上にオプションを付けないためには、このケースの方のように、あとから設置するのが大変なものを優先するというのは、ひとつの考え方です。また、採用されている設備メーカーのショールームや家具・家電販売店などにも事前に足を運び、価格的に妥当なのか、類似商品で他に気に入るものがないかなど調べておくのもいいでしょう。
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