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リフォーム実施者の約半数が「初めて」、実施費用は平均347.6万円

出典:(一社)住宅リフォーム推進協議会 「住宅リフォームに関する消費者・事業者に関する実態調査」

2024

3.6

(一社)住宅リフォーム推進協議会はこのたび、「住宅リフォームに関する消費者・事業者に関する実態調査」の結果を発表した。一般のリフォーム消費者を対象とした「住宅リフォームに関する実施者実態調査」(有効回答1,041人)、「住宅リフォームに関する検討者実態調査」(有効回答1,025人)、リフォーム事業者を対象とした「住宅リフォームに関する事業者実態調査」(有効回答739件)の結果をまとめたもの。

リフォーム実施者の約半数が「初めて」、検討者では「2回目以上」が7割超

リフォーム実施回数を単一回答で聞いたところ、過去3年以内に自身の住まいのリフォームを実施した人(実施者)では、直近実施のリフォームが初回だった人は50.9%と約半数を占めた。「2回」は23.6%、「3回」は14.2%だった。
今後3年以内に自身の住まいに限らずリフォーム実施を予定している人(検討者)では、現在検討中のリフォームが初回となる人は26.1%で、今回で2回目以上の人が72.1%(実施回数「1回」35.4%、「2回」19.4%、「3回」10.7%、「4回」2.6%、「5回以上」3.9%)と7割超を占めた。同協議会では、「一度リフォームした人は複数回実施する傾向」があるとしている。

リフォーム実施者の世帯主年代別に見ると、「初回リフォームのピークは世帯主年代別では40代(67.3%)、住宅の築後年数別では『10年以上~20年未満』(76.9%)」となった。

リフォーム検討のきっかけ(複数回答)は、「壁、床、天井、屋根など住宅の構造部分が古くなった又は壊れたから」(実施者41.9%、検討者36.8%)、「設備や機器が古くなった又は壊れたから」(同40.3%、35.5%)が多く、「老朽化をきっかけにリフォームを検討する消費者が多い傾向」が見られた。

リフォーム検討のきっかけ(実施者1,041人、検討者1,025人・複数回答)

リフォーム検討のきっかけ(実施者1,041人、検討者1,025人・複数回答)

※実施者全体のスコアで上位10位を表示
出典:(一社)住宅リフォーム推進協議会 「住宅リフォームに関する消費者・事業者に関する実態調査」

リフォームの実施費用、「予算とほぼ同額」が4割超、「予算を上回った」は3割

住宅リフォーム実施者・検討者に、リフォーム検討時の予算を聞いたところ、平均は、実施者では265.7万円、検討者では262.9万円だった。実際にリフォームにかかった費用は、平均347.6万円で、「当初の予算を上回る傾向」にある。

実施者に、予算と実際の費用の乖離(単一回答)を聞いたところ、「予算とほぼ同額だった」は45.4%で、「予算を上回った」は30.0%を占めた。「予算を上回った」と回答した人に、その理由(複数回答)を聞いたところ、「予定よりリフォーム箇所が増えたから」(51.4%)が最も多く、次いで「設備を当初よりグレードアップしたから」(37.8%)、「想定外の工事が必要となった(躯体や構造部分の補修等)から」(26.0%)の順となった。

予算を上回った理由(実施者313人・複数回答)

予算を上回った理由(実施者313人・複数回答)

※実施者全体のスコアで降順ソート
出典:(一社)住宅リフォーム推進協議会 「住宅リフォームに関する消費者・事業者に関する実態調査」

検討者に、リフォームするにあたり不安な点(複数回答)を聞いたところ、「費用がかかる」(39.1%)が最も多く、次いで「見積もりの相場や適正価格が分からない」(31.9%)、「リフォーム工事後の不具合への対応(アフターケア)」(29.6%)の順となり、同協議会では「費用面や工事後の対応に不安を持っていることが分かる」と見ている。
また、事業者選定時に重視している点(複数回答)は、「工事の質・技術」(27.0%)が最も多く、次いで「工事価格の透明さ・明朗さ」(23.2%)、「工事価格が安いこと」(17.8%)の順となった。

なお、事業者に、相談件数やニーズの変化(単一回答)について聞いたところ、「物価高における光熱費の高騰」では、「影響した」が66.8%(「かなり影響した」20.4%、「影響した」46.4%)となった。

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