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ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)を認知している人の約4割が導入、導入率は過去最高

出典:(株)リクルート 「2023年注文住宅動向・トレンド調査」

2023

12.13

(株)リクルートの住まい領域の調査研究機関であるSUUMOリサーチセンターは、このたび「2023年注文住宅動向・トレンド調査」を実施し、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)に関する調査結果を抜粋して発表した。
「2023年注文住宅動向・トレンド調査」は、注文住宅の建築者や検討者(建築予定者)の意識・行動を把握するため、2023年7月28日~8月8日に全国でインターネット調査を行い、1年以内に一戸建て(新築・建て替え注文住宅)の建築をした建築者1,773人および、今後2年以内に一戸建て(新築・建て替え注文住宅)の建築を検討している検討者1,776人の有効回答を得たもの。

※  ZEH(ゼッチ)とは「外壁や窓など外皮の断熱性能等を大幅に向上させるとともに、高効率な設備システムの導入により、室内環境の質を維持しつつ大幅な省エネルギーを実現した上で、再生可能エネルギーを導入することにより、年間の一次エネルギー消費量の収支をおおむねゼロとすることを目指した住宅」

ZEH認知率は約8割、認知者の導入率は約4割で、いずれも過去最高に

建築者のZEH認知率は79.5%(「内容まで知っている」32.6%、「名前だけは知っている」46.9%)で、前年(2022年)の77.4%から増加し、2014年の調査開始以来、過去最高となった。
ZEHを認知している建築者1,409人のうち、導入を検討した割合は69.0%(「導入した」39.2%、「検討したがやめた」29.8%)で、前年の57.6%から増加。「導入した」も前年の25.3%から大幅に増加し、いずれも過去最高となった。

ZEH認知者における導入検討状況(ZEHを認知している建築者・単一回答)

ZEH認知者における導入検討状況(ZEHを認知している建築者・単一回答)

「導入した」+「検討したがやめた」

出典:(株)リクルート 「2023年注文住宅動向・トレンド調査」

ZEHを導入した建築者487人に、ZEHに住んでみて、経済的なメリットがいくらあるか金額(月額・税込)を聞いた(0円回答を除く)ところ、「5,000円以上~1万円未満」(29.6%)が最も多く、次いで「2,500円未満」(23.2%)、「1万円以上~1万5,000円未満」(19.4%)の順となり、平均は、月額7,754円だった。

建築する際に重視した条件、直近3年間で「太陽光発電を搭載すること」が大きく増加

2025年度から、原則全ての新築住宅・住宅以外の建築物で、省エネ基準への適合が義務化される「2025年度省エネ基準適合義務化」について、検討者の認知率は49.2%(「内容まで理解している」15.5%、「何となく知っているが詳細はわからない」33.7%)だった。
また、2025年度から義務化される省エネ基準が、遅くとも2030年までにZEH水準(2025年に義務化される基準よりも高断熱化かつエネルギー消費量を2割削減)に引き上げられる「2030年度ZEH水準義務化」の認知率は50.5%(同15.8%、34.7%)となった。

建築者に、建築する際に重視した条件を複数回答で聞いたところ、「耐震性に優れていること」(54.5%)が最も多く、次いで「断熱性・気密性に優れていること」(47.1%)、「間取り・プランが良いこと」(39.8%)の順となった。

建築する際に重視した条件(複数回答・上位10位)

建築する際に重視した条件(複数回答・上位10位)

※「2023年建築者」で降順ソート

出典:(株)リクルート 「2023年注文住宅動向・トレンド調査」

直近3年間での増加幅を見ると、「太陽光発電を搭載すること」(2021年17.8%、2022年18.7%、2023年22.9%、2021年→2023年5.1ポイント増加)が最も多く増加しており、次いで「ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)であること」(同7.2%、8.3%、11.8%、4.5ポイント増加)、「断熱性・気密性に優れていること」(同43.5%。45.7%、47.1%、3.6ポイント増加)の順だった。いずれも2023年は過去最高となった。

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