トップ > 国土交通省・最新の動き > VOL.208 マンション標準管理者事務委託契約書等の策定・改正について
2026
3.11
2025年に改正されたマンション管理法の2026年4月1日の施行に向け、管理業者管理者方式の場合の管理者事務委託契約書のひな形となる「マンション標準管理者事務委託契約書」、管理業者管理者方式の場合に対応した「マンション標準管理委託契約書」及び「マンション標準管理規約(書き換え表)」の策定・改正を行いましたので、その概要をご紹介します。
◆管理業者管理者方式とは?
マンション管理業者が管理事務を受託している管理組合の管理者に選任される方式のことです。
◆マンション標準管理者事務委託契約書とは?
マンション管理業者がマンション管理組合から管理者事務を受託する際に「契約の成立時の書面」として交付する場合の指針として定めた契約書のひな形です。
◆マンション標準管理委託契約書とは?
マンション管理業者がマンション管理組合から管理事務を受託する際に「契約の成立時の書面」として交付する場合の指針として定めた契約書のひな形です。
◆マンション標準管理規約(書き換え表)とは?
現行の標準管理規約においては、管理業者管理者方式が採用される場合を想定していないことから、管理業者管理者方式を採用する場合に対応した形式の資料です。
近年、管理組合役員の担い手不足等を背景に、マンション管理業者が管理者となる「管理業者管理者方式」が増加しているところ、管理業者管理者方式の適正な運営を担保することなどを目的として、2024年6月、管理業者管理者方式を含む外部管理者方式における留意事項を整理した「マンションにおける外部管理者方式等に関するガイドライン」を策定・公表しました。
また、管理業者管理者方式に係るマンション管理法の改正を含む「老朽化マンション等の管理及び再生の円滑化等を図るための建物の区分所有等に関する法律等の一部を改正する法律案」を2025年3月4日に閣議決定し、国会に提出。同年5月23日に改正法が成立、同年5月30日に公布され、管理業者管理者方式関係部分は2026年4月1日施行予定となっております。それに伴い、改正マンション管理法の円滑な施行等に向け、マンション管理業者が管理者事務を受託する際に管理組合と締結する契約書の標準的なあり方を検討する必要があること、通常の標準管理規約では、管理業者管理者方式に対応することができないことから、今般、契約書等の策定・改正を行うことにいたしました。
1.「標準管理者事務委託契約書」の主な内容
2.「標準管理委託契約書」の主な内容
3.管理業者管理者方式を採用した場合における「マンション標準管理規約(書き換え表)」の主な内容
上記、「マンション標準管理者事務委託契約書」、「マンション標準管理委託契約書」、管理業者管理者方式を採用した場合における「マンション標準管理規約(書き換え表)」の策定・改正について(2025年12月12日)の詳細は、国土交通省ホームページに掲載しています。
管理組合、管理業者の皆様におかれては、今回の策定・改正の趣旨を踏まえ、マンションに係る管理規約(管理業者管理者方式を採用した場合)を策定・改正される場合、管理者事務委託契約、管理委託契約を締結する場合には、「マンション標準管理規約(書き換え表)」、「マンション標準管理者事務委託契約書」、「マンション標準管理委託契約書」をぜひご活用ください。
詳しくは、国土交通省のホームページを参照ください。
※執筆の内容は、2026年2月末時点によるものです。
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