トップ > 国土交通省・最新の動き > VOL.201 住まいのリテラシー向上の取り組みについて
2025
8.18
国土交通省では、住まいのリテラシー向上に取り組んでいます。
住まいに関する価値観やライフスタイルが多様化している昨今、住まいや住まい方に関して、SNSを含むさまざまな情報の中から選択・判断していくことが求められています。今回は、住まいについてテキストやマンガ、動画、カードゲームなどを通して楽しく学べるサイトをご紹介します。
人生100年時代において、個人や家族が各ライフステージに応じて最適な住宅を選び、維持継承するための知識やスキルを身につけることが求められます。ライフステージが変化した際、短い時間で住宅の選択が必要になるケースも多く、事前に住まいのリテラシーを高めることで賢い判断ができます。
そのためには、住まいと住まい方の知識のみならず、長期的な人生設計や様々なリスクを考慮して情報を集めておく必要があります。
また、取得した住宅が適切に維持管理されることで、質の高い住宅が次世代へと継承され、住宅コストや環境への負担を下げることにも繋がります。
国民一人ひとりがより良い住まいの選択と判断する能力(住まいのリテラシー)の向上を目的として、住まいや住まい方に関する必要な考慮事項や情報を広く発信していくため、官民が連携して意見交換を行う場「住生活リテラシー・プラットフォーム」を2024年3月27日に設立しました。
本プラットフォームでは、リテラシー向上に取り組むきっかけとなるような効果的な発信方法の検討や、社会経済情勢の変化にあわせた情報更新などを図ることで、国民一人ひとりが住まいに関するリテラシーを身につけていくことを目指しています。
一人ひとりの住まいのリテラシー向上を進めるために、住生活リテラシー・プラットフォームでは、ホームページを開設しました。
誰でも気軽に住まいや住まい方についての理解を深められるよう、文章に加え、マンガや動画を交えてわかりやすく解説しています。個人で見ていただくことはもちろん、マンガやカードゲームなどのコンテンツはイベント等での活用も想定しています。
【楽しく身につける 住まリテ】
住生活リテラシー・プラットフォームを中心に、官民で意見交換・連携をしながら、広く住まいのリテラシーの向上に資する取り組みを進めてまいります。
詳しくは、国土交通省のホームページ「住生活リテラシー・プラットフォーム」を参照ください。
執筆の内容は、2025年7月末時点によるものです。
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