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不動産取引の先輩に聞く「こうすればよかった」住まい探し体験談

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買うときの体験談「慌てて購入申込をしたために、迷惑をかけてしまった」

買うときの体験談「慌てて購入申込をしたために、迷惑をかけてしまった」
もう少し時間をかけて決断すれば良かったのに、慌てて購入申込をしてしまい、売り主にも迷惑をかけてしまった

今まで住んでいたマンションが手狭になったため、もっと広い一戸建て住宅を購入することになり、先日、ようやく気に入った家の売買契約をすることができました。
しかし、契約に至るまでの間に、自分としては大変反省をしなければならないことがありました。

今回の物件の売買契約をするまでの間、不動産会社を通じて、契約した物件とは別に、いくつかの中古一戸建て住宅の見学をしました。
その中で、大変気に入った中古物件があり、私の他にも購入希望者がいるとの話を聞き、急いで「購入申込書」を提出しました。
不動産会社の担当者からは、「よく考えましたか」と念を押されたうえで「購入申込書」を提出したのですが、自宅に戻ってよくよく考えてみると、その物件は勤務先までの距離があることなど自分にとって芳しくない点がいくつかあるので、更に良い物件を探そうと、まだ売買契約を締結した訳ではないと軽く考え、翌日、不動産会社を通じて購入申込の撤回を売り主に伝えることにしました。
ところが、不動産会社の担当の方から「いくら売買契約を締結した訳ではないといっても、一旦購入の申込をされた後に即撤回されると、売り主の売却活動に大変迷惑をかけることになる。今後の物件探しにあたっては、よくよく考えて購入の決断をしてください」と注意を受けました。
いくら売買契約締結前といっても、熟慮せず購入申込をしたために、売り主の方や不動産会社にも迷惑をかけてしまい、大変反省をしています。

東京都・木下さん(仮名)会社員
家族構成/夫本人(会社員・36歳)、妻(専業主婦・33歳)、子ども(11歳)

当然のことながら、物件購入の交渉権を得ることができるのは、必ずしも、申込順ではありません

特に中古物件の場合、売り主のほとんどは個人ということになります。 物件見学は、やはり土日などの休日に多くの方が行うので、その物件に対する購入申込が複数の希望者から行われることはよくあります。
購入希望者が、売り主と売買契約成立に向けての交渉権を得ることができるのは、必ずしも購入申込順ではありません。売り主は売り主側の業者と相談し、複数の購入申込があった場合は、購入代金の支払なども含め最も安心できるであろうと判断した購入希望者と、売買契約成立に向けての交渉を行うことになります。今回のケースでは、売り主がこの方と売買契約成立に向けて交渉をしたいと考えたのだと思われます。
従って、売り主からしてみれば、一旦購入申込があったにもかかわらず即撤回されたとなれば、「そんなことであれば、他の購入希望者と交渉すれば良かった」と考えるとともに、この方が売り主との売買契約成立に向けての交渉権を持っている間は、他の購入希望者と交渉ができず、折角の売却の機会を逸することにも繋がり、大変な迷惑をかけることになります。
確かに、売買契約を締結している訳ではありませんので、契約上のペナルティなどは発生しませんが、今回のようなケースは、自分勝手な行為となるでしょう。
不動産という大きな買い物をする以上、その購入に関する行為はよくよく慎重にということを念頭におくべきです。

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